先日、アラガンジャパンのセミナーが東京自由が丘クリニックで開催されました。今回のセミナーはいつもと違って3回セットでドクターに参加してもらう研修型のプログラムで、3回目となるこの日は参加ドクターが実際に治療するのをチェックするテスト形式でした。一緒にインストラクターを務めたのは堀内先生。ヒアルロン酸注入治療の考え方や安全に対するこだわり、探求心など共通する点が多く、いつも勉強させていただくことが多いプロフェッショナルなドクターの一人です。
自由が丘クリニックはセミナーの際によく来ますが、いつもながら施設の立派さに驚かされます。場所も自由が丘というオシャレな場所で、美を追求するクリニックと街との相性もなんだか良さそうな気がします。クリニック内にはセミナーを開催するのに十分以上のスペースがあり、こじんまりとしたラベールからするとうらやましい限り。
テスト中の風景を堀内先生が撮ってくれました。いつになく真剣な表情です(笑)
昨年、アラガン社の講師や他の会社のセミナー、またはプライベートセミナーなどたくさんのインストラクターの依頼をいただき、反省も含めて色々と思うところがありました。人にモノを教えるということは並大抵の知識や技術ではダメで、特に相手がドクターというそもそもの専門職である場合には桁外れの技術と知識を持っていなきゃいけない、さらには表現力や伝える技術というものも必要になってくる。そう考えた時、まだ自分に足りないものが多くて反省しきり。
ただ、人に教えるというのは楽しくもあり、元々教師にもなりたかった私には合っている気がします。そこで足りない知識をもっともっと勉強し、技術はより精度を高めて研鑽を積む、ということを日々の診療に加えてしようとしていると時間が足りなくてちょっと困っています(-_-;)。なんて泣き言言っている暇はないのですが…
昨年も何回かありましたが、今年に入って実は体調を崩していた時期がありました。特に何かの病気というわけではなく、いつものように過労からくる免疫低下、それによる咽頭炎、いわゆる風邪のようなものです。体調やばいなと思うと気をつけるようにはしていて、ここで倒れると多くの人に迷惑をかけてしまう、とギリギリの状態で頑張ります。でもそれを超えて悪化するとどうしても寝込んでしまいます。
日々の診療もしっかりとやり、インストラクター業もこなし、さらには自分の知識技術向上のための時間も、となるとどうしても無理が出てくるようで、そうなるとどこかをちょっと調整しなければなりません。自分の技術を高めることは結果として普段の診療やインストラクター業にプラスとなることを考えると、やはりそこを削ってでも自分のステッアップに割くべきか。本当は診療もレクチャーも目一杯やりたいのですが、無理をして倒れてしまっては全てにおいて迷惑をかけてしまうことを考えると、色々悩みます。
ヒアルロン酸、ボトックスを使った注入治療を正しく世に広めたい気持ちは変わりなく、今後もインストラクターとしての活動は頑張って、微力ながらも業界の発展に貢献したいと思っています。幸い(?)、ラベールはまだあまり人に知られてないクリニックのため、今のうちにもっと自分を高めておくべきかなと思いますが、将来的にはインストラクター業の方にハマってしまいそうな予感がしています…。
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