ヒアルロン酸注入の本当のダウンタイムとは?新井院長の治療体験談とQ&A

ヒアルロン酸注入の本当のダウンタイムとは?新井院長の治療体験談とQ&A

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皆様、おはようございます。ラベールミラクリニック院長の新井です。 「ヒアルロン酸注入はプチ整形だからダウンタイムがない」と思っていませんか?実は、治療内容によっては腫れや内出血、そして「感じる重たさ」などのダウンタイムがしっかりと存在します。 今回は、私自身が先日受けたヒアルロン酸治療の体験談を交えながら、ヒアルロン酸注入の本当のダウンタイムや、皆様からいただいたご質問に詳しくお答えしていきます。

 

【今回の記事でお伝えしたいこと・まとめ】

  • ヒアルロン酸注入にはダウンタイムがある: 「プチ整形」と呼ばれていても、お顔に針を刺す以上、内出血や腫れのリスクは必ず伴います。
  • 見た目だけでなく「感じる重たさ」もある: 骨格矯正やリフトアップを目的とした深い層への注入では、治療後に頭重感や重たい痛みを感じることがあります。
  • 骨格からの若返りには適正な量が必要: ほうれい線などのシワを単純に埋めるだけでなく、根本的なたるみを改善するには、お顔全体の構造を見極めた注入量とデザインが必要です。
  • リスクを最小限にする医師選びが重要: 塞栓などのリスクはゼロではありませんが、解剖学を熟知した医師による適切なテクニックで、可能な限り避けることができます。

それでは、本題に入っていきましょう。

 

ヒアルロン酸注入のダウンタイムとは?

ヒアルロン酸注入は、注射で簡単にできる「プチ整形」というジャンルとして広まっていますが、決してダウンタイムがないわけではありません。

ダウンタイムの定義は様々ですが、一般的には「腫れや内出血があり、人に会うのが少し億劫になる状態」を指すことが多いです。 ヒアルロン酸注入の場合、少量の出血や内出血を「大した問題ではない」と感じる患者様にとっては、確かにダウンタイムが少ない治療と言えます。 しかし、お顔に複数箇所(場合によっては数十箇所)の針を刺すため、赤みや青っぽい内出血が出たり、腫れやむくみが生じたりすることは珍しくありません。

 

ダウンタイムの種類症状の例期間・感じ方の目安
見た目のダウンタイム腫れ、むくみ、内出血(赤み・青み)数日〜2週間程度で落ち着くことが多い
感じるダウンタイム頭重感(頭が重い感じ)、押さえられているような痛み、違和感治療後〜半日・数日程度(個人差あり)

「全く腫れない」と思っていて腫れてしまうと驚かれてしまうため、当院では事前に「場所によっては腫れや内出血が出る可能性があります」としっかりご説明しています。

 

私自身がヒアルロン酸治療を受けて感じた「しんどさ」

ダウンタイムには、見た目の変化だけでなく「感じるしんどさ」もあります。 実は私自身、先週から2回に分けてヒアルロン酸治療を受けました。 おでこ全体やこめかみの外側、輪郭周りなど顔全体にバランスよくに計20ccほどのヒアルロン酸を使用し、目を軽くするためのリフトアップ治療を行いました。

 

当院の前原先生に非常に丁寧に治療していただいたおかげで、見た目の内出血は全くありませんでした。 しかし、直後から麻酔が切れてくると、頭が重たいような「頭重感(ずじゅうかん)」というしんどさを強く感じました。 ずっと押さえられているような感覚があり、結局その日は痛み止めのロキソニンを飲んで夕方は寝て過ごしました。一晩寝たらかなり楽になりましたが、5〜6年前にフルメンテナンスの治療を受けた際にも、同じような重たさを感じたことを思い出しました。

患者様はいつも、このようなしんどさを乗り越えて治療を受けてくださっているのだと身をもって再認識し、より一層丁寧に治療を行わなければならないと感じています。

 

骨格からアプローチする治療に必要なヒアルロン酸の量

ほうれい線やマリオネットラインのシワに少しだけ注入して薄くするような治療であれば、ダウンタイムも軽く済むことが多いです。 しかし、骨格から若返らせるようなリフトアップ治療は全く異なります。

深いところから筋肉ごとグッと持ち上げるような治療は、圧力をかけるため「感じるダウンタイム」がはっきりと出やすい傾向にあります。 また、必要な量にも個人差があります。お顔が痩せている方や脂肪の萎縮が強い方は量が必要になりますし、私のようにお顔の面積が大きい場合も、同じ10%のボリュームロスを補うために、小顔の方の倍の量が必要になることがあります。

 

治療自体は非常にうまくいき、目がしっかりと開き、深かったほうれい線も浅くなり、大満足の結果となりました。 しっかりとリフトアップして若返りを図るためには、適正な量を使用して構造から立て直すことが大切です。

 

インスタライブでお答えしたご質問

Q.ヒアルロン酸で目が開けやすくなるなんて初めて知りました。目が重いのでやってみたいです。

A.ヒアルロン酸でお顔全体の骨格を若返らせることで、結果的に目が開けやすくなることは十分に可能です。まぶたが重くなる原因の一つに、お顔の骨格(頭蓋骨)が萎縮し、それを支えきれなくなった皮膚がたるんで目元に被さってくる現象があります。目の周りに丁寧にヒアルロン酸を注入し、骨格を若々しい状態にリフトアップさせると、皮膚が元の位置に戻り、目が軽く開くようになります。ただし、皮膚そのものの伸びや、目を開ける筋肉(眼瞼挙筋)の伸びが原因の場合は、ヒアルロン酸だけでは限界があるため、最終的には切開などのオペが必要になることもあります。

 

Q.ヒアルロン酸をやってから肌育注射はどのくらい間隔を空けたらいいですか?

A.一般的には、ヒアルロン酸注入から約2週間程度空けていただくことをお勧めしています。骨格を矯正するヒアルロン酸は、骨の上などの非常に深い層に注入します。一方、肌育注射は皮膚の中や皮膚のすぐ下という浅い層に注入するため、立体的な深さが全く異なります。そのため理論上は同日に受けていただくことも可能ですが、ヒアルロン酸注入後は多少の腫れや内出血、炎症が起きている状態です。炎症が起きている部位に新たな治療を加えることは避けたいため、状態が落ち着く2週間後を目安に肌育治療を受けていただくのが安心です。

 

新井先生にヒアルロン酸を注入していただいて、私は一度も重いなどの経験はありませんでした。注入量にもよるのでしょうか?

A.はい、注入量や注入する部位、そして患者様の個人差によって大きく変わります。私のように一度の治療で10ccなどの多めの量をしっかり注入し、筋肉ごと大きくリフトアップさせた場合は、後から重たさやしんどさが出やすくなります。もちろん、数ccずつ何回かに分けて治療を行えば、1回あたりの負担や重たさは軽減できます。ただ、何度も痛い思いをするよりも「一度で終わらせて数年間は悩みたくない」と考える方もいらっしゃいますので、ご自身のライフスタイルや痛みの許容度に合わせてプランニングすることが大切です。

 

Q.鼻翼基部にヒアルロン酸を入れる際の塞栓例を実際に見たことがありますか?やってみたいですが怖くてトライできません。

A.はい、実際に塞栓の症例を見たり、治療に関わったりした経験はあります。特に鼻翼基部(ほうれい線の付け根)は太い血管が通っているため、先端が丸いカニューレを安易に使用すると、血管の中にズバッと入り込んで重篤な塞栓を引き起こすリスクがあります。怖い合併症であることは間違いありませんが、だからこそ世界中で研究がなされており、血管を避けるテクニックや工夫が確立されています。解剖学をしっかりと勉強し、安全に配慮した技術を持つ医師を選んでいただくことが重要です。

 

Q.鼻翼基部にある注入で骨が凹む論文が出たそうですが、先生は体感的にはいかがでしょうか?

A.現段階では、世界中の医師の間で「ヒアルロン酸によって骨が絶対に減ってしまう」という確固たるコンセンサス(共通の結論)は出ていません。私自身、表面からの見た目で骨が減っていると感じたことはありません。ヒアルロン酸はゼリー状の物質なので、プロテーゼなどの固形物のように骨を強く圧迫して溶かすようなことは起こりにくいと考えています。しかし、医学の世界では後になって新たな事実が判明することもあるため、骨吸収のリスクや可能性は常に念頭に置きながら、慎重に治療を行っています。

 

Q.鼻翼基部のヒアルロン酸で塞栓が心配なのは中間層ですか?浅い層にヒアルロン酸はあまり改善は見込めないですか?

A.ご指摘の通り、鼻翼基部周辺で塞栓のリスクが高いのは、主に筋肉が存在する「中間層」と呼ばれるエリアです。この辺りは血管の走行が一定ではなく、打行したり浅い層や深い層を行き来したりしています。そのため、一番深い骨膜上(骨のすぐ上)や、逆に血管よりも非常に浅い層を狙う、あるいは血管に当たらないような繊細なテクニックを用いて注入することで、塞栓のリスクを避けるように治療を行っています。

 

Q.医療従事者ではなく素人です。鼻翼基部で浅い層に注入して凹み改善は見込めますか?すぐなくなる、でこぼこするといったことになりますか?

A.浅い層への注入で凹みが改善するかどうかは、患者様のお顔の元の構造によって全く異なります。適切な適応がない状態で下手に浅い層へ注入してしまうと、おっしゃる通り表面がでこぼこと不自然になってしまうリスクがあります。お顔の構造は10人いれば10通り異なりますので、実際に診察でお顔の構造をしっかりと解析し、それに合わせた最適な注入層とプランニングを見極めることが何よりも大切です。

 

Q.ヒアルロン酸は時間経過と重力で下がったりたるんだりしませんか?

A.ヒアルロン酸の種類や注入方法によっては、時間経過や重力で下がってしまうことは実際にあります。柔らかく動きやすい製剤を、浅い層や動きの激しい場所に大量に注入すると、どうしても移動したり下がったりしやすくなります。しかし、硬く留まりやすい(凝集性が高い)ヒアルロン酸を使用し、骨の上などの深い層に靭帯を補強するようにしっかりと注入すれば、重力で下がらないように固定することは十分に可能です。

 

Q.高周波は何ヶ月に一度すると効果的でしょうか?

A.高周波(RF)機器と一口に言っても様々な種類があり、目的や出力によって適切な間隔は全く異なります。出力を高く設定して1回でしっかりとした引き締め効果を狙うものもあれば、マイルドな出力で定期的に回数を重ねて肌質を改善していくものもあります。お受けになるクリニックの機械の種類や医師の治療方針によってベストな間隔が変わりますので、肌治療に詳しく、しっかりと診察をしてくれる担当医に直接ご相談いただくのが一番確実です。

 

Q.目の下の色味にベビーコラーゲンは効果的ですか?ヒアルロン酸みたいにボリュームは出ますか?

A.目の下の色味や小ジワに対して、ベビーコラーゲンは有効な治療法の一つだと評判を聞いています。ただし、ヒアルロン酸のように形を作ったり、しっかりとボリュームを出してリフトアップさせたりするような使い方はあまり得意ではありません。ベビーコラーゲンの主な目的は、お肌にコラーゲンを増やして赤ちゃんの頃のような「ハリ感」を取り戻すことです。ボリュームを出すこととは少し目的が異なるため、詳細な適応についてはベビーコラーゲンを取り扱っている医師にご相談ください。

 

Q.マフトガンのような注入機器だと血管塞栓は起きませんか?

A.マフトガンのような、細かく微細に脂肪を注入する専用機器を使用した場合でも、お顔に針を刺して何かを注入する以上、塞栓のリスクが「理論上ゼロ」になることは決してありません。ただし、太い針を使用し、ごく少量ずつ丁寧に注入していくため、現実的なリスクとしては限りなくゼロに近いと言えます。不安な場合は「塞栓が起きるか・起きないか」というゼロヒャクの質問ではなく、「万が一の際にリカバリー(対処)できる体制や技術があるか」という視点で医師とよくご相談されると、より安心できると思います。

 

Q.ほうれい線治療を考えているのですが、大体1本(1cc)で足りるのでしょうか?

A.ほうれい線の深さや原因によって必要な量は大きく異なります。実は私自身のほうれい線治療では、片側だけで数ccのヒアルロン酸を使用しました。ほうれい線は、単純にその部分が凹んでいるだけでなく、上からの頬のたるみが覆い被さることで深く刻まれています。そのため、根本的なたるみを引き上げる治療を併用しようとすると、1ccでは足りないことの方が多いです。「どれくらい若返りたいか」「ほうれい線を完全に消したいのか、少し薄くなれば良いのか」によっても必要量が変わりますので、まずはカウンセリングでプランニングをさせていただければと思います。

 

Q.先生の予約は何日くらい前から取れますか?

A.土日や特定の時間帯など、ご希望の曜日を固定してしまうと、1〜2ヶ月先まで予約が埋まっていることもあります。しかし、曜日や時間を問わず柔軟に対応していただける場合は、来週や再来週など比較的直近でもご案内できる枠が空いていることがあります。当院はご予約が全く取れないようなクリニックではありませんので、まずはお気軽にLINEや電話でご希望をお問い合わせいただき、ご相談いただければ幸いです。

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