たれ目院長ブログ 〜最近の修正治療の傾向。PRP、他院ヒアルロン酸治療、脂肪注入など。〜

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ヒアルロン酸注入のメリットの一つは、かなり細かい治療ができること。左右の微調整だったり凹凸をフラットに整えたりほんの少しカーブをつけたり、などなど。

そのことを調べて来られる修正治療依頼の患者様がよく来られますが、最近の相談の傾向として今でもやっぱり多いのがPRP後の相談。普通のPRPではなくて成長因子を添加したPRP。多くは問題ないようですが、成長因子が多過ぎるせいか時々膨らみ過ぎてしまう問題があります。

膨らみ過ぎた部分はなかなか元には戻せません。この場合、当院でできることはその膨らみを減らすことではなく、ヒアルロン酸注入で足りないラインを補い、バランスをそろえることで膨らみが良い形におさまるように修正すること。この場合、PRP後の膨らみが顔のバランスを超えて大きくなっている場合は残念ながらバランスをそろえ切ることはできません。

次に多いのはやはり他院でもヒアルロン酸注入後の相談。この場合に多いのは、皮下の浅いところにヒアルロン酸をたくさん入れてしまう従来法の治療を受けた後に自分で納得できない、不自然な感じになっている、というもの。

この場合の修正方法としては、いきなりヒアルロニダーゼで溶かすのではなく、まずは足りない治療をちゃんと行うことでラインがそろうのかを見ていきます。せっかく入れたヒアルロン酸ですから、例え浅いところに多く入れ過ぎていたとしても使えるものは使って整えていきます。要は綺麗になれば良いのです。多少治療方法が違っていたとしても。

そして、他院で注入されたヒアルロン酸による形がどうしても活かしきれないくらいの形や大きさだったとしても、それが許せる範囲であれば「待つ」という選択をします。ヒアルロン酸であれば、時間とともに吸収されてくるはずなので、ちょうど良い形になるまで待てるのであれば待ちます。

どうしても待てない、許せない形の場合は、最終手段としてヒアルロニダーゼで溶解する治療を検討していきます。ヒアルロニダーゼもアレルギーのリスクがあるので簡単にはしたくないですが、最終手段として元に戻せる方法があるというヒアルロン酸注入はやはり良い治療だと思います。

そしてそして、その次に多いのが、フェイスリフトや骨切などの大掛かりな手術後の修正依頼。それらの手術は確かに大きな変化を起こすため、必要な人にとっては大事な治療となりますが、変化が大きいが故に細かいラインの崩れや左右差、皮膚の凹凸などが残ってしまうことがあります。さらには、あまり必要でなさそうな人にもオペをしてしまっている様子もちょっとみられます。

現に、骨切しても思った通りにはならなくて後悔してる、たるみが返って目立つようになった、などの相談は意外と多い。削ってしまったものは残念ながら戻りませんが、代わりとなるモノ、ヒアルロン酸を置くことで形を取り戻したりラインを整えることはできます。

いつものことながらことわっておきたいのは、上記の治療が悪いとかダメというわけではありません。熟練したドクターの施術した脂肪注入やPRPは綺麗に決まっていますし、ちゃんと適応のある手術が丁寧に施されていれば患者様はとても良い状態になります。

問題はその上手くいくパターンにハマらない時。はっきり言えば技術が未熟であったり治療の適応についてあまり深く説明されていなさそうな場合。

ちなみに最近診た患者様の一人で、額へのPRP施術後の方。パッと見た瞬間、膨らみ過ぎて上瞼を下に押し下げている状態にこれはまずい、成長因子入りのPRPでここまで膨らんでしまったものはもはや戻せないかも、と身構えました。

ところがその『〜PRP』と名付けられている施術をそのクリニックのホームページでよく確認すると、成長因子は添加されておらずヒアルロン酸と組み合わせて注射するとあります。そこで、もしやと思ってモールディングすると、額のコブはヒアルロン酸であり、ちゃんと良い位置まで移動させると綺麗なオデコとなりました。純粋なPRPの細胞を増殖させる効果はそれほど高くはないので、『〜PRP』と名付けて綺麗な膨らみとしている治療の正体は何のことはない、おそらくヒアルロン酸注入が主であろうとわかるわけです。それにしても額の膨らみがヒアルロン酸で良かった。修正できますから。

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