注入オタク院長ブログ 〜フェイスリフトと注入治療、目指す方向は同じでもゴールは異なる〜

以前、ちょっと怪しい口コミがあったことをブログで書きましたが、その後しばらくしてその口コミが削除されていました。もしかすると、もしかしたら投稿者が何かまずいと思われたのかもしれません。

同じお店に複数人がそろって同じ点数を希薄な内容でつけている、それをあちこちで行っている、とここまで状況がそろえばさすがに偶然では起こらない確率だと素人でもわかってきます。友人のドクターからは、そのうちクリニックに「悪い口コミを有料で消しますよ。」という営業の連絡が来るよ、と言って笑っていましたが、そのような連絡はありませんでした。

口コミや評価は真摯に受け止めて改善、改良をしていきたいと思っています。厳しい言葉もあえてそれを言ってくださることに感謝しています。ただ、不満点がはっきりとしない内容や、むしろ当院に無い要素を指摘される場合には反省するのも難しくて考えてしまいます。

さて、美容医療の技術進歩は早いものですが、フェイスリフトや手術の方法もどんどん進んでいます。フェイスリフトもSMASをどこまで剥がすか、リガメントをどう処理するか、そもそも深い層で剥離して皮膚と皮下脂肪とSMASを一体化して剥がす、などなど。それらの手法は各ドクターが研究しているのでそれぞれのドクターにこだわりがあり、どれが正解かとは一概に言えない状況ではありますが、手術をされる外科ドクターの中にも、手術は基本的に引き算の治療であり、時には足し算の治療が必要になる、と感じている人が増えています。

足し算の治療、となると実は意外と選択肢は少ないです。足し算の治療の基本は何かを加えるか増やすか。加える治療としては、

・ヒアルロン酸注入

・脂肪注入

・プロテーゼ

とあります。移植だの一般的ではない特殊な治療はここでは省きます。このうち、プロテーゼは鼻や顎先などの部位に限られます。額や鼻翼基部のプロテーゼはありますがメリットデメリット等を考えるとやはり一般的な治療にはなっていません。

増やす治療としては、

・PRP

・コラーゲン注入

・その他

とありますが、調節が難しく、狙った形、大きさにピッタリとそろえるのが難しい課題があります。そして、増やしたいのは骨である時に、そもそも骨を増やす技術はまだ無いという課題もあります。

と考えると、老化のメカニズムに従って骨格的に若返らせる足し算の治療を行うとなると、ヒアルロン酸注入か脂肪注入がメインとなり、あとはそれぞれの特徴に応じて使い分けることになります。理論的に考えていくと。

そのことに気づいたのか認識していたのかわかりませんが、形成外科のドクターの中でもヒアルロン酸注入を学びたいという要望が数年前よりも増えてきた気がします。以前はヒアルロン酸注入はどちらかといえば美容皮膚科系の先生がよく行うイメージで、形成外科の先生でも積極的に行う方はいましたが全体的にはヒアルロン酸注入するよりもオペを好む傾向が感じられました。

ところが、オペ、たとえばフェイスリフトの手術は若返り手術としては究極とも言えますが結果は足し算の治療で若返る顔とは異なります。どちらが良いかは人それぞれですが、どちらが医学的に正しい若返りかと問われると答えはやや複雑です。私の個人的な考えとしては、たるみの原因にボリュームロスも皮膚の余りも両方があることを考えると、足し算の治療と引き算の治療を両方適切に行うことが医学的に、構造的に正しい若返りではないかと考えます。

従って、フェイスリフトと脂肪注入、またはヒアルロン酸注入を適切な部位にバランスよく行うことが正しい若返りであり、片方の治療のみで仕上げると、同じ若返りであっても質の異なるものになります。フェイスリフトは小顔でシャープに若返ります。ただしこれはボリュームロスを補っていない場合には、本当の若い頃の顔とは若干異なる形に若返ります。

逆に注入治療のみで若返る場合、伸びた皮膚やリガメントをカットしたり位置合わせをしないと本当の若い顔よりも大きい顔に若返るリスクがあります。もちろんそうならないように程度とバランスを見極めて治療するため、伸びた皮膚を計算して治療をして、顔が大きくならないようにするのですが、その場合は伸びた皮膚が余ることになります。そこが治療の上限、限界となります。

当院はヒアルロン酸注入治療を専門で行っていますが、ヒアルロン酸で何でもできる、ヒアルロン酸至上主義のような考えは全くありません。むしろ患者様が希望する状態になりたい時に、手術が必要な場合には純粋に手術を勧めます。一口でリフトアップと言っても、手術、注入治療、デバイス治療、糸リフト、それぞれの治療でなることができる顔、手に入れられる若返りは似ているようで異なりますから、どの結果、ゴールが患者様の希望に最も近いかを一番最初に考えます。それこそが最も効率よく、リスクの少ない選択になるからです。

*LINE@に注入治療セミナーのモデルグループを作りました。ここに登録しておくと時々モデル募集の案内が来ます。ご興味ある方はぜひ登録、応募してください。

LINE@:「注入治療セミナーモデルグループ」

(LINE@登録用QRコード)


問い合わせメール:labellemiraclinic.jp@gmail.com

LINE@:「ラベールミラクリニック」

LINE QR

(LINE@登録用QRコード)


ラベールミラクリニック

〒460-0008

愛知県名古屋市中区栄1-3-3 ヒルトンプラザB1

052-253-8155


関連記事

  1. たれ目院長ブログ 〜4月にヒアルロン酸注入初級編セミナーの講…

  2. たれ目院長ブログ 〜今年は有名人の薬物問題が多かった〜

  3. 図解1

    たれ目院長ブログ ~美容外科ではなくてアンチエイジング治療の…

  4. ダブロ説明

    院長ブログ ~ダブロも人気~

  5. ボトックス

    たれ目院長ブログ ~シワ取りキャンペーン~

  6. たれ目院長ブログ ~歳はクビと手に出る! 手の若返りには&#…

  1. 2026.05.31

    注入オタク院長ブログ 〜フェイスリフトと注入治療、目指…

  2. 2026.04.28

    注入オタク院長ブログ 〜クリニック選びを難しくする「口…

  3. Google口コミへの見解とヒアルロン酸注入に関する専門的なご質問にお答えします

    2026.04.28

    Google口コミへの見解とヒアルロン酸注入に関する専門…

  4. 最新フォト&フラクショナルレーザーの痛みとダウンタイムのリアルな経過

    2026.04.18

    最新フォト&フラクショナルレーザーの痛みとダウンタイムの…

  5. 2026.04.17

    AMWCモナコでの濃い時間