アラガンジャパン社のインストラクターとしてのレクチャー、セミナーと区別するために命名した新井式ヒアルロン酸注入(笑)
はっきりと区別しておかないと、私の発信したことに関してアラガンジャパン社に問い合わせがきてしまうそうなので、私自身の考えについて言うときは新井式とします。
新井式ヒアルロン酸注入で今増えている上級の治療ポイントにヘッドリフトがあります。部位は額よりもさらに上、髪の生え際からもう髪の毛のある範囲まで注入していきます。
ここにボリュームを戻してあげると上瞼のたるみを引き上げ、目が大きく開くようになります。また、頭皮全体を上に引っ張る効果として、つながっている皮膚全部、つまり顔の皮膚全体をリフトアップする効果もあります。女性でいうとポニーテールしているようなリフトアップ感が出てきます。
額への注入はもちろんリフトアップ効果が高く、同様にポニーテールしている状態に近い感覚ですが、ヘッドリフトはそれをさらに強化していきます。額はより丸く、広く見せることも可能です。女性にとって丸くてツルっとしたオデコはチャームポイントにもなりますから大事ですね!
ヘッドリフトは、施術後に大きく形を変化させるものではありません。むしろ髪の毛の中に注入していくので形態の変化は目立たず、リフトアップ効果だけを楽しむこともできます。使うヒアルロン酸は弾力の高いボリューマかボリフトで、筋肉よりも深いところに注入していきます。施術自体は比較的短時間で、カニューレを使うことで痛みも皮下出血も最小限に抑えられます。
ただし、このポイントはベースとなるリフトアップ、額への注入がある程度済んでから行うべき治療ポイントで、他を疎かにしてここだけ治療しても効果は出難いしアンバランスになってしまう恐れもあります。そういん意味では顔全体の治療がある程度進んでいる人向けのかなり上級ポイントとなります。
昔、舞の海という小兵力士が新弟子検査をパスするために頭にシリコンを入れて身長を嵩増ししたという有名なエピソードがありますが、身長を高くするほどのボリュームを頭皮下に入れたら相当リフトアップされて目はパーンと開くことでしょう。
そのエピソードからヒントをもらってこの治療を「舞の海リフト」としようかと考えましたが、舞の海がそうやって苦労して検査をパスしたエピソードを知っている人が周りであまりいなくて反応も良くなかったため、単にヘッドリフトと院内では呼んでいます。
ヒアルロン酸注入治療の可能性は、以前の治療に比べて格段に広がっています。話を聞きたいというだけでも気軽に来てください。レクチャー希望のドクターも遠慮なくお問い合わせください。当院はマンツーマンセミナー依頼も見学も歓迎です。
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