肌のハリ、弾力の仕組み
肌のハリは皮膚の弾力の低下であり、真皮層のヒアルロン酸やコラーゲンが減ってくることが原因です。コラーゲンは皮膚をピンと張ってハリを出し、ヒアルロン酸はゼリー状の物質で水分を豊富に含んで肌のボリュームを出します。ヒアルロン酸がたっぷり含まれた皮膚はしっかりと保湿されて発色が良く、適度に膨らむことで細かいシワが消えて弾力を保ちます。
皮膚のヒアルロン酸
肌のヒアルロン酸は数日で産生されて代謝されるため、数日間の食事、睡眠、ストレス、紫外線といった要因に大きく影響されます。2~3日の寝不足で目元にクマができて肌のハリがなくなるのはそのためです。紫外線による影響も大きく、特に真皮層深くまでダメージを与えるUVAが原因となり、シワやたるみが大きくなっていきます。
皮膚のコラーゲン
コラーゲンは皮膚や血管、その他身体中の組織を支える成分であり、足りなくなってくると関節痛の原因となったり血管が脆くなって出血し易くなります。皮膚においては弾力、ハリがなくなっていきます。コラーゲンの産生にはビタミンCが不可欠であり、継続的に摂取することが望まれます。
肌のハリ、弾力の改善には
肌のハリは自身のヒアルロン酸産生を促進させることが重要であり、そのためには細胞を活性化させてヒアルロン酸の産生を増やす必要があります。残念ながらヒアルロン酸を飲んだり化粧として塗るだけでは目的のところには届きません。さらに、治療に加えて食事、睡眠などの生活を見直し、ストレスを減らすことも重要です。
など色々な治療があり、組み合わせることもできます。ビタミンCはコラーゲン産生、皮膚細胞の活性化には必須のビタミンであり、内服だけでなく点滴や導入で直接取り入れることもできます。エレクトロ導入は従来の治療法ではできなかった粒子をしっかりと肌へ浸透させることができ、プラセンタや成長因子を導入させることでより効果的に、かつ即時的に細胞を活性化することでヒアルロン酸産生を促して肌のハリと潤いを出します。
ダブロはメスを使わないたるみ治療として有名ですが、皮膚の浅い層に熱刺激を加えるチップを使うことで細胞を刺激し、肌のハリを出す効果があります。1回の効果としてはレーザートーニング、レーザーフェイシャルよりも強いものとなります。レーザーフェイシャル、レーザートーニングは治療を重ねることでどんどんと肌のハリ、つやがアップします。
ホームケア
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