注入オタク院長ブログ 〜専門家、プロの技①〜

先日、親知らずを抜きました。私は32本全部の歯が生えていました。それだけスペースがある、つまり顔が大きいということですが笑

歯科治療に関しては専門外で素人の私は、全ての歯が生えそろっていることは良いことではないかと密かに思って生きてきました。しかし、複数の歯科ドクターから、親知らずは噛み合わせを悪くするし磨きにくいし、全く必要のない歯なので抜歯した方が良いと言われることが多く、ついに40歳を超えて親知らず抜歯デビューしました。

抜歯後にわかったことはまさに歯科ドクターが仰ったことそのままでした。最初のうちはあるはずの歯がないことに違和感がありましたが、そのうちに歯が磨きやすいことに気が付き、しばらくすると自分が無理なく噛み締めていることに気が付きました。食事の最中や食後に、歯や歯ぐき、顎にストレスがかかっていないことが明確にわかりました。それまではお肉など硬いものを噛み締めるような食事の後には歯ぐき周囲に腫れを感じることがありました。それがほとんどなくなっていたのです。

やはり、餅は餅屋、専門家はプロ(専門家)ですね。専門家という意味を嫌でも理解させられます。

また、別の機会ではインビザラインというマウスピース矯正のパイオニアであるメーカーでファカルティーとして活躍されている先生と知り合い、マウスピース矯正について色々と教えていただきました。そこで感じたことはやはり専門家の知識、技術は卓越しているということ。それ以前に僕の持っていたマウスピース矯正に関する知識があまりにも浅はか過ぎて、教わっているうちに自分の浅学に冷や汗をかくほどでした。

まず、矯正の歴史と仕組み、マウスピース矯正の成り立ちやメリットデメリット、そしてファカルティーレベルで考える矯正理論等々。歯科矯正専門医にとってはごくごく当たり前のこと、初級の知識ですら持ち合わせていない者にとっては全てが新しい知識と勉強でした。

教わった内容はとてもここで書き切れるものではありませんが、一般的に言われるようなマウスピース矯正のデメリットやリスクは適切な治療ではない場合に起こるのものであり、正しい理論に基づいた正しい処置をしていくことでそれらはほとんどが回避できるということ、広告で謳われるほど簡単な治療ではないことはよくわかりました。その話を聞くまでは、マウスピース矯正というのはどこに行っても同じような治療ができる、歯並びをスキャンしてメーカーでよいパターンを設計して作ってもらったマウスピースをはめるだけ、ある意味どこでも均一な治療が受けられる、というほとんどの人が持つ印象でした。恥ずかしながら同じ医療者でありながらもそんな浅い知識しか持っていなかったわけです。

話を聞いていてふと思ったことは、これはヒアルロン酸注入と似ているなあということ。歯科矯正は長い歴史とエビデンスがあり、それは確かなものではあるが、そのエビデンスに当てはまらない新たな理論の治療が誕生した時に、それまでの理論とエビデンスをベースに捉えてしまうと本質を見落としてしまい、時にはリスクのある治療になってしまう恐れがあるのは、従来のヒアルロン酸注入と最近の骨格矯正のヒアルロン酸注入の違いと似ています。

骨格矯正的なヒアルロン酸注入を従来の治療の延長線上で考えてしまうと治療がうまく成り立ちませんし、従来の治療のリスクがより大きくなってしまう恐れもあります。それを回避するためにはとにかく勉強すること。医師の経験や症例数に関係なく常に学び、知識と技術を最新のものにアップデートし続けることが大切です。時にそのアップデートが足りないような意見を見ることがあります。SNS等は自由に考えを発する場なので、そのような意見に対して特にアクションを起こすことはありませんが、そのような意見によって患者様に不利益にならないと良いなと思います。

ヒアルロン酸注入を否定して他の治療を勧め、結果的に患者様が幸せになれば良いですが、本当はヒアルロン酸注入が適している患者様に適切に情報提供できていないとすればちょっと残念なことです。例えば、本当は手術でほぼ完治するような早期癌を手術を嫌うあまり医学的には全くエビデンスのない民間治療や霊感治療を行った結果、病気が進行してしまう、というような、適切な治療を適切なタイミングで受けていれば結果は違っていたであろう、ということは保険診療の場でもあります。

美容医療であっても医療であり、医学であり、医療人としてはあまりにビジネスにふれたり自己アピールにつながることを誇張した表現で行うなどは避けるべきと思いますが、そのためにももっと広く、深い知識を持たねば、と日々反省しています。今回の歯の治療、歯科矯正治療についても反省の連続でした。

ただ、マウスピース矯正の深い理論、技術、正しい治療の流れを聞いて、矯正治療を美容治療に組み込むべきという考えはより高まりました。ほぼ必須と言ってもよいくらいです。ただし、一口にマウスピース矯正と言っても理論や技術に大きな差があることを知ってしまうと、どんな治療でもやはり技術の差はあるのだと痛感します。お手軽で誰がやっても同じような結果になる、そんな簡単な治療はないにもかかわらず広告ではそのようにアピールされる。クリニック選びは難しいものですが、その事実を知った上でカウンセリングをよく聞けばなんとなくクリニックやドクターの姿勢、医療に対する考え方が見えてくると思います。

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