こんにちは、松元です。

ラベールはカウンセリングを重視したクリニックです。なぜここまでカウンセリングにこだわるかというと、注入治療はゴールが明確ではないからです。
3歳若返りたい人と20歳若がりたい人では治療が全く違う、というのはなんとなく理解ができると思います。
ただ若返らせていく中でも、綺麗になりたい、可愛くなりたい、などちょっとしたニュアンスもコントロールしていくことができます。
今日はこのニュアンスについて説明をしていきたいと思います。

一般的な綺麗とは

一般的に綺麗と言われる輪郭は、卵を逆さにした逆卵形を理想形としています。
額こめかみにある程度幅があり、滑らかな曲線でつながり顎先はスッキリシャープ。
芸能人に例えると石原さとみさんや佐々木希さん、多くの女優さんがここに当てはまります。
基本的にはこの形を一般的な美として目指していきます。

本当は芸能人の画像使うとわかりやすいんですけど、もちろん使用はできないので
生成AIアプリで「beautiful lady，portrait」で作成された画像でご容赦ください。

可愛い女性

一方で可愛い女性に近づけるとやや丸みを帯びた形になります。

芸能人だと小倉優子さんとか、若いけど橋本環奈さんとか。
歳を重ねてもずっと「可愛い」が似合う女性です。
バブみと言ってもいいかもしれません。

こちらは「cute lady,portrait」で作成されました。
指定した訳ではないんですが不思議とアジア人の顔がベースでした。
アジア人特有のKawaii文化なのかも。

クールな女性

スッキリ、シャープにしたいという人は多いですが、そのシャープも程度は色々です。
シャープのてっぺんはかっこいいが似合う、つまりクールな女性です。
芸能人で言うと米倉涼子さんです。

生成AIでは「cool lady,portrait」で作成しました。
これまでの女性たちよりもやや直線的な印象で描かれているのがわかります。

またこの女性はやや頬が痩けているようにも見えます。
しかしモードな雰囲気がお好きな方であれば、頬こけがあったとしても成り立っています。

それぞれ比べてみましょう

可愛いと綺麗を並べました。
まずわかりやすいのは縦横の比率です。
可愛い女性は前髪があることも相まって縦の比率がかなり短く見えて正円に近い状態です。

一方で綺麗な女性はやや縦の比率が長く、黄金比に近い状態です。
それでいて面長感を感じさせないのはやはりバランスですね。
面長感を訴える女性は縦が長いのではなく横幅が短いことが多いです。

同じ縦横比でも繋ぐラインによって印象は変化します。
先ほどの画像では可愛いも綺麗も滑らかな曲線であったのに対して
シャープな女性は直線的なラインで繋がっていることがわかります。

もちろん顔のパーツにも可愛いやクールの印象は散りばめられています。

可愛い女性の目元は縦に長く丸みを帯びていて、眉毛も柔らかい曲線ですが
クールな女性の目元は横への広がりを感じ、眉毛も直線的です。
そういう目で見ると、綺麗な女性は可愛いとクールを持ち合わせていることがよくわかります。

つまり、
丸みを感じるものはcuteな印象を与え
直線を感じるものはcoolな印象を与えます。

輪郭も同様で、それをコントロールすることで印象を変化させます。

答えは自分の中にしかない

よく「私に似合う感じで」と言われるのですが、そこはご自身で決めてほしいと思っています。

と言いながら、患者さんご自身もわかっていると思っています。
特に美容クリニックに来られる方はご自身の身なりに気を使っているかたがほとんどなので
ご自身の似合うや好き、はご自身が1番理解されているはずです。

このニュアンスは、ご自身の好み、服装、ライフスタイル、社会的なポジションによって様々です。

可愛いが好きなら可愛いを
華やかな人にはもっと綺麗に
かっこよくありたい人はシャープに

注入治療はそんな細かい印象まで変えることができるから面白いです。

それではまた

松元