Decreased Immunity免疫力低下

免疫力低下

免疫と身体の関係

イボ図解

ヒトの身体にはウイルスや細菌に対して攻撃し、身体を守る免疫システムがあります。白血球のように直接細菌を攻撃する細胞だけでなく、体外につながる部分を酸性に保つことも免疫システムの一部であり、皮膚の免疫は外敵の侵入や刺激をブロックする重要なバリアです。
皮膚や粘膜には常在菌と言って、常に色々な菌が存在していますが、すぐに問題とならないのは免疫システムが働いているからです。逆に免疫力が低下してくると、それまでは問題なかった菌による影響が出てきます。

免疫力の低下

疲労による体力低下や、栄養不足、低体温状態は免疫力が低下します。近年ではそれ以外にもストレス、酸化物質の増加が免疫力を低下させることがわかってきています。

免疫力低下で起こること

風邪や疾患に罹りやすくなります。そういったウイルス性、細菌性の疾患ばかりでなく、癌細胞の増殖を抑えきれず発症してしまうことにもつながります。皮膚に関しては免疫力が低下すると紫外線による酸化物質の影響が大きくなり肌荒れの原因となります。また、ウイルス性が多いイボが発生しやすくなります。

免疫力を高めるには

しっかりと栄養、睡眠をとり、ストレスを減らすことで免疫力は上がります。なかなか忙しくて休息もとれない場合には、クリニックで治療できることがあります。

・高濃度ビタミンC療法(点滴、内服)

点滴

癌の補助療法にも使われるビタミンCは、一定の濃度以上で抗酸化力、抗癌力を発揮することが報告されています。当院では点滴療法学会の推奨する高濃度ビタミンC点滴の他にも、高純度かつ高容量のビタミンC製剤を採用しています。

・CO2レーザー

レーザー治療

イボはできてしまうと自然には無くならず、小さくても年齢を感じさせるために厄介な症状となります。イボは小さくても腫瘍性病変のため、メスを使った切除が必要となります。当院では傷の残りにくいレーザーメスであるCO2レーザーを採用し、短時間で傷を小さくして切除します。