こんにちは、松元です。

先週、ボトックスを受けてきました。
「痛かった…なぜ痛いとわかってるのにボトックスを受けてしまうんだ…」
今日はそんなお話しです。

ボトックスの痛み

ボトックスは痛いです。
美容関係者の中には「ボトックスは痛くない」と言う人もいますが、

本当に痛くないのか、強がっているのか
患者さんに平気だよ！と言うために言ってるのか…
痛みの閾値は人それぞれですが、痛い部類に入ると思います。

ただ、この痛みは「ジェットコースターのようなもの」だと感じています。

施術中は「いったーい！」と思うけど、その痛みがずっと続くことはほとんどありません。
もちろん、内出血があればしばらく痛みを感じることもありますが、
施術直後のピークを過ぎれば、「痛かったなあ」という思い出だけ残る。

そして帰宅する頃には、「ボトックスを打ったぞ〜」という達成感で気分良く過ごせます。
これは私だけなのかもしれない。

痛みを忘れる理由、それは結果の満足感

ボトックスの痛みが気にならなくなるのは、その結果に対する満足感が大きいからだと思います。

施術中に一瞬感じる痛みも、時間が経つにつれて効果がじわじわと現れ
筋肉が緩んで表情が変わり、鏡を見るたびに「これこれ〜！」と実感することで、
その一時的なネガティブな感覚が薄れていきます。

「痛かったけど、やっぱりやって良かった！」と思えるのは、
ボトックスの効果が確実で、かつ満足感が大きいからだと思います。

この高揚感、只者ではない…と思って調べてみたところ、
この現象には心理学的な要因も関係しているようでした。

たとえば、「ピーク・エンドの法則」や「努力の正当化」が働いているそうです。
一時的な痛みというネガティブな感覚は、時間が経つと薄れ、
結果として得られるポジティブな変化にフォーカスするようになるそうで
それによって最終的に「やって良かった！」と感じやすい。らしいです。

そんな心理学的な要因からもボトックスに魅了されてしまうみたいです。

ボトックスが愛され続ける理由

もちろん心理学的要因のみならず
ボトックスがここまで愛され続ける理由は、その効果にあります。

ボトックスの効果は効き始めもわかりやすいですが効果の切れもわかりやすいです。
効果が切れてくると「あ、そろそろ打ちに行かなきゃ！」と気づくんですよね。
他の施術、たとえばHIFUなどでは効果が切れてくるタイミングがはっきりわからないこともありますが、
その点ボトックスは明確に切れていることがわかります。

一度ボトックスを知ってしまうと、「筋肉の動きを止められる」という特性に魅了されます。
さらに、ボトックス（ボツリヌストキシン製剤）以外で筋肉の動きを制御できる方法はありません。
手術でもデバイスでもコントロールできない部分だからこそ、
ボトックスが唯一無二の選択肢として支持されるのかなと思います。

「ボトックス、一度打ったら続けなきゃダメなんでしょ？」と聞かれる方も見えますが
私の感覚では「続けたくて続けている」人が多い気がします。

唯一無二で、その効果がわかりやすいから、
多少痛くても続けたくなってしまうのです。

まとめ

ボトックスは痛い。でも、その痛みがあっても愛される理由があります。

ジェットコースターのように、一瞬の痛みを乗り越えた先にある結果が、
それを上回る感動をもたらしてくれるからです。

もし痛みが不安な方も、この「ジェットコースター感覚」を想像してみてください。
痛みは一時的、でも効果はしばらく続きます。
頑張ってみた先には、きっと「やって良かった！」という気持ちが待っているはずです。

それではまた。