Glowing skinキメ

きめ細かい肌

キメのメカニズム

キメのメカニズム

皮膚は一見して平坦でつるっとしているように見えますが、マイクロスコープで拡大してみると写真のように溝(皮溝)とそれによって仕切られた三角や四角の島(皮丘)があります。この構造がしっかりとしてより細かく仕切られていると、皮膚が十分に潤いを持った状態となり肉眼的にもきれいな肌、いわゆるキメ細かい肌となります。

皮膚は乾燥してくるとこの皮溝が浅くなって乱れ、皮丘の構造も崩れて島状に見えなくなります。成人の80%の人が乾燥により皮膚の構造が崩れていたという調査結果もあるほど、現代人の肌は乾燥しています。皮膚の乾燥は紫外線以外にもストレス、睡眠不足、洗顔のし過ぎなど色々な要素が絡んできます。

肌のキメを整えることとは皮膚の乾燥を防ぎ、肌の保湿力をアップすること。そのために重要なのは紫外線対策と正しい保湿、栄養補給です。生活習慣はそれぞれの生活スタイルがあるため誰もが理想的な状態となれるわけではありません。しかしそれを補う肌ケアや紫外線対策は誰であっても可能です。

・紫外線

紫外線の刺激は皮膚の奥へ浸透し、確実にダメージを与えます。刺激により皮膚バリア機能が弱まり、結果として乾燥状態となります。

・セラミド、天然保湿因子

皮膚の水分の90%以上はセラミドを主成分とする細胞間脂質や天然保湿因子により保たれています。それらの成分をしっかりと補充することが本当の保湿ケアとなります。

・栄養補給

肌の細胞サイクルのためにはビタミンCが必須となります。ヒトはビタミンCを体内で産生できないため必ず外から摂り入れなければなりません。その他、肌に必要なビタミンA、ビタミンEを合わせてビタミンACE(エース)と呼ぶこともあります。ただし、ビタミンA,ビタミンEはビタミンCとことなり脂溶性ビタミンのため摂りすぎに注意しなければなりません。

リフトアップ

キメを整える治療は乾燥治療とほぼ同じ意味であり、クリニックでは皮膚の保湿力を肌質から改善させるピーリング治療、導入治療をお勧めしています。この二つの治療は回数を重ねる毎に肌質が改善されていくのを実感します。そこにドクターズコスメである高機能化粧品を日々のケアとして使用するとしっかりと保湿された潤いのある肌が維持され、キメ細かい肌へと変化します。ドクターズコスメとしてはビタミンA,C、Eを豊富に含み、セラミド、天然保湿因子をしっかりと配合したヤンセンコスメのシリーズが高い効果を発揮します。

ダブロ

ダブロはメスを使わないたるみ治療として有名ですが、皮膚の浅い層に熱刺激を加えるチップを使うことで細胞を刺激し、肌のハリを出す効果があります。1回の効果としてはレーザートーニング、レーザーフェイシャルよりも強いものとなります。レーザーフェイシャル、レーザートーニングは治療を重ねることでどんどんと肌のハリ、つやがアップします。

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ダブロ治療

ダブロ以外にも色々な治療があり、組み合わせることもできます。ビタミンCは皮膚細胞の活性化には必須ですが、内服だけでなく点滴や導入で直接取り入れることもできます。エレクトロ導入は従来の治療法ではできなかった粒子をしっかりと肌へ浸透させることができ、プラセンタや成長因子を導入させることでより効果的に、かつ即時的に細胞を活性化することでヒアルロン酸産生を促して肌のハリと潤いを出します。

ホームケア

ドクターソワ

ビタミンを豊富に含んだ高機能化粧品がオススメです。当院ではドクターズコスメとしてビタミンCを豊富に含んだ「ドクターソワ」シリーズ、当院専売のドイツ高機能化粧品である「ヤンセンコスメ」の各ラインをそろえています。高機能化粧品は有効成分を豊富に含むため、肌が荒れている状態で使用すると若干刺激になることがあります。肌の状態によってはまず肌治療を行ってからドクターズコスメを導入するよう指導しています。

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