「説明力」を鍛える

私には2人子供がいます。上の子は4月から小学2年生になったので、幼稚園の時とは違い「勉強」ということをしなければいけません。別に私はいわゆる教育ママでもないですし、まだ小学2年生なので、そこまで勉強させないといけないと思っているわけではないですが、小学校に行っている以上、学校の勉強くらいはやらせなければと思って、宿題をやるときは気にして見るようにしています。

そんなある日、子供に算数を教えた後「わかった?」と聞いたら「わかった」というので安心していたら後日ランドセルから出てきたテストの同じような問題が全くできていなかったのです。
「こないだ教えたやんか!わかったって言ってたやん!」(関西出身なんで結構家では関西弁ですw)と勢いで怒ってしまったのですが、後々反省しました。

「私だってわかった気でいることあるやん。」

「わかる」とは、理解するだけでなく、同じことができる、そしてさらにそれを他の人に教えることができて初めて「わかった」といえます。

と偉そうなこと言っていますが、特にそう意識するようになったのはラベールでセミナー講師をし始めたときです。
院長のセミナーは何度も何度も受けていて「わかった」と思っていたのですが、いざ自分が同じことをやるとなったとき、その「わかった」ことを言葉にできない自分に気がついたのです。
それ以来、常に自分が誰かに教えることを意識しています。

「説明」する際も意識していることがあります。それは、説明する相手が理解するだけでなく、自然に記憶に残るように印象づけることです。この「説明」はセミナーなどでドクターに教えるときだけではありません。

診療の際も、患者さんに色々なことを説明します。患者さんにとって重要なことがより記憶に残るように説明しようと心がけています。
例えば、合併症の話をするときは「知ってますか?」とあえて問いかけることによって記憶に残るようにとか、印刷された文字を読むだけでなく手書きで紙に1つずつ書いてお話したり、絵を描くときもあります。
なぜそんな意識をしているかというと、自分がどんな治療をしたかをしっかり知って帰ってほしいからです。

 

⁡私の「説明力」はまだまだです。
うちの子供の場合は同じことすらできていませんでしたが、相手はまだ小学2年生です。私の説明の仕方が悪かっただろうし、理解できたかを「わかった?」の言葉だけで確認した私に問題があったなと反省しています。
⁡なので「説明力」をもっと鍛えなければいけません。
ブログを書くことによっても説明力を鍛えることができると思っています。
なのでこれからも定期的に書いていきたいなと思います。
私の成長を見ていただけたらなと幸いですw


最後に、近況報告?
「こめかみ」のヒアルロン酸注入の勉強会に行ってきました。
今回は子供のことがあったばかりだったので、きちんと他人にも説明できるくらい理解しなければといつも以上に気合いを入れて臨みました。今までの知識の点と点がつながって1つにまとまり、色々クリアになり理解が深まりました。
またこめかみについても書いてこうかなと思っております。

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