たれ目院長ライブ 『ヒアルロン酸は押すと移動しちゃうの?きちんと正しく注入したヒアルがずれてしまう3つのパターンを解説します♪ ~インスタライブ文字起こし~』

こちらの記事は、インスタライブ&You Tubeの内容を文字起こしした記事になります。
ヒアルロン酸は押すと移動しちゃうの?きちんと正しく注入したヒアルがずれてしまう3つのパターンを解説します♪

Q.ヒアルロン酸は押せば移動すると聞いたことがあるのですがそれはどのくらいの強さで抑えたら動きますか?
注入後1週間ほどなのですが下を向いて寝てしまっていることが多くて・・・

A.なるほど。
これはですね、まず下を向いて寝るとか、枕で横向きに寝る、絨毯の上でちょっとうつ伏せに寝る。
正直それぐらいでは、ヒアルロン酸は動かないので大丈夫です。
ヒアルロン酸が動く時っていうのは、3つ条件があります。

まずパターン1です。
正確に精密に入れたヒアルロン酸がずれる時っていうのは、一箇所とか局所的な圧迫が加わる時です。
それは痛いぐらいの強いマッサージです。普通のマッサージは大丈夫ですよ。
フェイシャルマッサージとか軽いフェイシャルエステ、それは全然問題ありません。
そうじゃなくて一箇所をグーって本当に「痛い痛い痛い」って言うぐらい押されるような小顔マッサージ、
コルギと呼ばれるようなマッサージ、そういうものは中でヒアルロン酸をずらしてしまうことがあります。
でもすぐずれるわけじゃないですよ。

僕はむしろ修正する時は、あの申し訳ないですけど、患者さんが「痛い痛い」って言いながらもグーッとずらすことがあるので、逆に言えばそれぐらいやっても動くのは少しなんですけども、それをあんまり意識せずにグイグイグイグイ小顔マッサージといって、「痛い痛い痛い」と言うぐらい押されると中でずれてしまうということが
起こり得るというのが一つ。

それから2つ目は、痛くなくても硬いもので持続的に圧迫する部分だったりするものですね。
例えばおでこにヒアルロン酸を入れた後、帽子とかヘアバンド、面で当たるものはいいんですけど、例えばこう手の上で突っ伏して机の上でグーと寝てしまう。で起きたらここがちょっとポッコリへこんでるとか、もしくは鼻に筋状に入れたヒアルロン酸にマスクとかが強く当たってそこがちょっとへこんでしまう。っていうのはあります。

つまりヒアルロン酸が骨の硬いものの上で、ちょっと圧迫されるようにじわーっとしたやや強い圧力がずーっと時間的にかかって、長い時間圧迫されているとずれることがありますので、それはちょっと注意ですね。

ただそういう場所っていくつか限られています。
おでこだったりとか鼻筋だったりとか顎ですね。
そういう風にこうあんまりないと思いますけど、顎を強く下に押し付けてずっとこの姿勢でいるとか、もしくは鼻に強ーいゴムバンド状のマスクが当たるとか、そういう点だけ気をつけてもらえば、へこむ状況は避けられると思います。

あと三つ目は製剤ですね。
良いヒアルロン酸を使っていれば体の中で馴染んで定着しやすいので、そうするとずれることはないんですけれども、中にはあまり馴染まずに中で皮膚の下に入れたヒアルロン酸が時間が経って馴染まずに中でこうグイグイっと コロンコロンと動きやすいヒアルロン酸があります。

これを使っていると、そんなに強く押さなくてもずれることやここに入れたヒアルロン酸が重力に従ってやや下の方に下がってくるっていうことは残念ながら起きちゃいます。
どの製剤がそうなのか とかそこまでは僕は言えないし、全部調べてるわけじゃないので言えないんですけれども
、中にはそうやってずれやすい製剤があるというのも事実だと思いますので、そういった製剤の条件も三つ目のパターンでお話しておきます。

でも特定の条件以外ではそんなに簡単にずれたり、コロコロ動くことはないのでそれほど心配いらないかなと思います。
うつ伏せになってても、例えばマッサージのお店でこう顔をカポっと顔をベッドに当てはめてそのままの姿勢で30分や1時間いるとかそうするとここが圧迫されるのでちょっと押されたりするんですけど、本当にそういう特定の条件でのみタオルを貰って横にするとか、特定の条件でちょっとだけ気をつければそんなに心配はいらないと思います。
ベッドの上でうつ伏せに寝るぐらいや枕で横に寝るぐらいは全然問題ないです。
それぐらいではずれないと思ってもらって大丈夫です。

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