たれ目院長ブログ ~他院でMD-CODESを使用したヒアルロン酸注入治療後の相談〜
ヒアルロン酸注入治療を専門的に行なっている当院には時々、他院で受けたヒアルロン酸治療の修正や、治療そのものをやり直して欲しいという患者様が来られます。追加でバランスを整えてほしい場合や一度ヒアルロニダーゼで溶解してからやり直して欲しいというリクエストまで状況は様々です。セカンドオピニオンを求めてくる場合も修正治療を求めてくる場合も、患者様はかなり悩まれているケースが多く、話を聞くだけで涙がこぼれる患者様も多いので、こちらも自然と涙ぐむこともしばしば。
先日は他院でヒアルロン酸によるリフトアップ、若返り治療を受けたが納得がいかない、という患者様が来られました。診察で状況を詳しくお聞きすると、どうやらMD-CODESをベースにした治療が行われているようでした。MD-CODESはDr.デマイオが提唱するメソッドで、これに従ってヒアルロン酸注入を行うと、ある程度違和感なく顔を若返らせ、フェイスラインをシャープにすることができます。ただし、そんな良いメソッドも、正しく使わないとバランス悪くなってしまいます。例えMD-CODESを使用したとしても、どこにどれだけの量を注入するか、それはやはり施術するドクターの技量やセンスに任されるところで、経験や勉強不足なドクターはこのアセスメントの段階から本来の治療とズレていってしまいます。
この患者様は、MD-CODESのセオリーに沿って治療しようと試みた形跡はありましたが、残念ながら正しい治療の流れからは大きく外れていました。患者様の訴える悩みに対して必要な治療ポイントは別にあり、まず治療すべき部位はそのドクターの施術した場所ではありませんでした。しかも注入する量は明らかに多すぎてバランスも崩れていました。
そこでまずは状況と改善方法を患者様に説明し、何が必要なのかを整理します。注入されたヒアルロン酸は、多すぎるところはヒアルロニダーゼで溶解して小さくし、リフトアップのために使える部分はそのまま残すことにしました。そして本来必要であったポイントにヒアルロン酸を注入して、顔全体のたるみをとって引き締め、フェイスラインを整えることで小顔かつ優しい表情へと戻していきます。
治療後に鏡で自分の顔を見ていただいた瞬間、ワーッと泣き出すのでいったいどうかしたのか、治療の結果が酷くてショックなのかと心配になりましたが、よく聞くとこんなにきれいになれるとは思ってなくて、バランス悪いのが治っただけでなく若くて明るい表情になれたことが嬉しくて思わず泣けてしなったとのこと。それを聞いてこちらもほっと安心するとともにやはり涙ぐんでしまいます(笑)
私はこのMD-CODESをベースとしたヒアルロン酸注入治療のすごさ、具体的に言うと人の顔を違和感なく若返らせ、優しい表情とし、フェイスラインをシャープにする効果の高さに驚いてこの治療を追求し、技術を深めながら広めていきたいと本気で考えています。そのためにはヒアルロン酸に関して正しい知識、技術を広めて悪いイメージや誤解を払拭しなければなりませんが、勉強不足なドクターによる施術でヒアルロン酸自体が悪者になってしまうことがちょっと残念です。最近車のあおり運転による殺人に近い事件が多いですが、車自体に罪はなく、悪いのはそれを悪用する人なのに、車自体が悪者にされてしまうのとちょっと似ている気がします。
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