たれ目院長ブログ ~美容ドクターであっても勉強は大事~

握手

日本の美容クリニックに対するイメージは様々で、時々根強いマイナスイメージにぶつかるとちょっと落ち込みますが、こうなったのも色々なトラブルや技量の低いドクターによって引き起こされた結果なのかと考えると、美容医療界ももっとちゃんとしなければいけないなと勝手に反省する気持ちになってしまいます。もちろん私の知っているドクターは真剣に美容に取り組み、知識も技術も磨くドクターばかりですが、一部にはそうでない人もいることを見聞きします。

 

自動車評論家 国沢光弘ブログ

 

私は車が好きで、上の自動車評論家、国沢光弘氏のブログをよく読んでいます。このヒョウロンカの方の素晴らしいところは、忖度なく車を評価するところと、専門外のことでもよく勉強すること。例えば上のブログで熱中症対策を訴えていますが、その対策や考え方も適切ながら神経質になり過ぎないということを言っています。これは意外と大事な考え方で、人間には思った以上に強い順応力、適応力、回復力があるため、神経質に考えすぎてもかえって人生の楽しみ方を狭めてしまうこともあります。

 

美白、美肌治療も同じことが言えます。肌をきれいにするためには紫外線は無い方がよいでしょう。ビタミンDもサプリで補えばよく、そのために日にあたるのはもったいない話で、いまや日光にあたる美容的な意味は無いといっても過言ではないくらい。では日傘を常にさして海にも遊びに行かず、外出すらも全くしなければいいか、となると、美容的にはよくてもそれでは人生の楽しみが減ってしまいます。時には外で思いっきり遊ぶのも気持ちが良いもので、それによるストレス軽減効果も期待できます。もちろん日焼け止めは必須ですが、それで浴びるくらいの紫外線、日焼けは治療とケアで取り戻せます。

 

また、ブログの中で、水分の取り方とおしっこの様子を観察することに言及していますが、これもまた非常に大事なことです。大量に汗をかくと身体から電解質が失われるため、水やお茶ばかりとっていると血液の成分が薄まり過ぎて良くないことがあり、逆に汗の量が少ないのにスポーツドリンクばかり飲んでいると身体に必要以上に水分やカロリーが溜まってしまうことになります。迷った時には尿の量や性状を観ることも必要で、濃い尿となっていないか、3時間以上も全く排尿がないか、などをみながら水分が足りないことを判断します。医師は患者の尿を観察して体液の状態を推察しながら治療していきます。

 

私が医学生の頃の実験で、1リットルの水を飲んで排尿までを観察するというものがありました。飲む水は種類で、一つは普通の水ですがもう一つは塩を9g溶かして生理食塩水としたもの。私は生理食塩水のパートとなり実験開始。0.9%といえども生理食塩水は思った以上にしょっぱくて、それを10分以内の1リットル飲むのはけっこう大変な作業だったことを覚えています。結果は、水を飲んだ人はその後30分以内に飲んだ量に近い量のおしっこが出て排泄されましたが、それに対して生理食塩水を飲んだ人はごく少量しか排尿がありませんでした。人間の身体は常に色んなバランスを保とうとする働きがあり、脱水でもないのに水を急速に摂取しても身体の電解質バランスからするとそれは「余分な水」とみなされるため急速に排出されます。それに対して身体の水分と同じ浸透圧にした生理食塩水はそのバランスを崩さないために、余分なものとみなされずに身体が取り込んでしまいます。もちろん、最終的には過剰な水分と塩分として排出されますが、急速に出されることはありません。

 

また、病院には元気な人は基本的に来ないため、正常な人に対する接し方が過剰となることも書いてありますが、これもその通りです。例えば癌治療をしていると毎日癌患者さんを診ることになり、人は必ず癌になってしまうんじゃないかという感覚になってしまうことがありますが、一歩病院を出れば元気な人は普通に多くいて、当たり前ですが皆が日々癌ばかりに怯えて暮らしているわけではありません。他にも、麻酔科医として産科麻酔もハードにこなしていると、世の中の赤ちゃんはほとんど帝王切開で産まれるのか、そもそも出産自体が危険な行為だという感覚に陥ることもありますが、これもまた勘違いで、世の中のほとんどの子どもは通常分娩で元気に産まれてきています。たまたま周産期センターに難しい分娩の方が集まっているだけで。

 

 

今日はちょっと美容的な話からは離れましたが、人間いつでもどこでも勉強することは大事だということです。マスターキートンでも、「人はどこでも学ぶことができる」とあります。専門外のことは口出すな、と叩かれようが、色々なことに興味を持って、自分で調べ、人から聞いて、常に学ぶ姿勢は大切だと思います。美容ドクターは美容だけを知っていればいいのではなく、医師として診療、治療の質を向上させるために常に勉強する必要があります。その努力が足りない時、医師も患者もお互いに満足する結果とならないのではないかと思います。

 

先日、水の森美容外科のドクターと会い、ヒアルロン酸注入治療について色々とディスカッションしました。総院長の竹江先生は写真以上にイケメンで男からも見惚れてしまうほど。ちょっと緊張してしまいました(笑)

 

 

 

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ラベールミラクリニック

〒460-0008

愛知県名古屋市中区栄1-3-3 ヒルトンプラザB1

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