前回のブログで、ダブロとヒアルロン酸の選び方や特徴をまとめましたが、結局のところどっちがいいの?、私は何をすればいいの?、という方、やっぱり迷いますよね。簡単に考えて、針が絶対嫌な人はダブロ、リフトアップしたいけど美容医療は初めてで最初はダウンタイムが無い方が良い人もダブロからしてみてください。もっとリフトアップしたい人、長く効果が続いて欲しい人はヒアルロン酸注射を選んでください。
~たれ目院長ブログ ~ダブロかヒアルロン酸か、それが問題だ…~
そして、よくわからない人は、まずは診察にきてください。当院は初診、再診ともに診察は無料で、カウンセリングも無料です。気軽に相談しに来てもらえば、個々に最適な治療を提案いたします。今はネットで溢れるほどの情報が手に入る時代ですが、良い情報と間違った情報が混在していて取捨選択が難しくなっています。こういう時は実際にプロに相談するのも一つの方法です。私は最適な方法を提案しますが、できないことをできると言ったりテキトーな治療でごまかすようなことはしません。ヒアルロン酸、ボトックス治療は非常に有用で広範囲の症状を改善できますが、もちろんできないこともあります。
先日、アラガン認定ヒアルロン酸・ボトックス注射インストラクターである飯尾先生とヒアルロン酸注入治療についてディスカッションしました。飯尾先生は福岡にある飯尾形成外科クリニックで診療されており、九州で唯一のインストラクターであるだけでなく、形成外科の世界でも有名なトップドクターです。
最新のヒアルロン酸注入治療についてたっぷりと話し合い、情報交換をさせていただきました。飯尾先生は九州地区で注入治療の勉強会を作り、フィラー治療をより安全に広めていく活動もされています。注入治療はお手軽にできるイメージがありますが、その仕上がり具合はドクターの技術をセンスによるところが大きく、しかも血管塞栓の併発症は発生してしまうと重大な結果となります。それをいかに回避し、リスクを下げていくかがドクターのこだわるポイントで、勉強して技術を磨くことによりその確率は下げることができます。そして万が一の際も対処できる方法、技を身につけて常に準備しておくことが重大な事故を防ぐことにもつながります。
飯尾先生の、ドクターの技術や意識を底上げして安全なフィラー治療を広める、という考え方には共感します。それに比べると名古屋ではそういった取り組みはまだなされておらず、技術や安全性の統一化は遠い状況で、今後中部地区でもそういった勉強会を作りたいなぁと勝手に考えています。また、勉強会に自主的に参加するような意識の高いドクターはトラブルは少なく、勉強なんかいらないよというドクターや自己流に固執するドクターにやはりトラブルが多い傾向があると仰っていましたが、それに関しても私も同じ印象を持ちます。
老化現象の中でも一番悩ましい「たるみ」は、皮膚が垂れ下がるだけでなくて筋肉や骨などが委縮して、土台がなくなることでたるんでくるという解剖学的な仕組みがわかってきています。その土台を補うことが根本的な若返り治療であり、今後はそれを補う治療が主流となり続けることは明白で、承認された質の良いヒアルロン酸がある限りおそらく主役となっていくことでしょう。もちろん、ヒアルロン酸に代わる新しくて安全な製剤が開発されれば主役交代もあり得るでしょうが。
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ラベールミラクリニック
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