ヒアルロン酸・ボトックスのよくある疑問に徹底回答!

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このブログはインスタライブの要約記事です。
こんにちは。ラベールミラクリニック院長の新井です。
今年に入ってからは、ありがたいことに医師向けのセミナー依頼などを多くいただき、診療と並行して忙しくも充実した日々を送っています。最近はSNSでもさまざまな美容医療の情報が飛び交っていますが、極端な意見には少し注意が必要です。情報に惑わされず、背景を想像しながら一歩引いて見てみるのも良いかもしれませんね。

さて、今回は久しぶりにインスタライブを実施し、視聴者の皆様からいただいたヒアルロン酸やボトックスに関する多くのご質問にお答えしました。本記事では、その内容を分かりやすくまとめて解説いたします。

 

インスタライブでお答えしたご質問

Q. ゴルゴラインにヒアルロン酸はお勧めしませんか?

  1. ゴルゴラインの改善に、ヒアルロン酸注入は非常に有効でお勧めです。

ゴルゴライン(医学的な名称ではなく、海外ではインディアンラインとも呼ばれます)は、目の下の脂肪(眼窩脂肪)と頬の脂肪が年齢とともに離れていき、その間の溝を靭帯が内側に引っ張り込むことで生じます。

治療としては、この段差ができる前の若い頃の構造に、ヒアルロン酸を使って戻してあげるというアプローチになります。ヒアルロン酸は硬さの調整がしやすく、非常に適しています。

「ヒアルロン酸は逃げてしまう(ずれる)と聞いたのですが…」というお声もありますが、それは事実起こり得ます。原因は主に以下の2つです。

  • 製剤の性質: 動きやすく、ずれやすいヒアルロン酸を使用している。
  • 注入技術: 靭帯に弾かれるような、正しくない入れ方をしている。

当院で扱っているアラガン社やガルデルマ社などの厚生労働省承認薬を使用し、解剖学に基づいた正しい層へ丁寧に注入すれば、ずるずると動いてしまうことはまずありません。ドクターの技術と製剤選びが結果を大きく左右します。

 

Q. こめかみや額のヒアルロン酸(リフトアップ目的)は、どれくらい持ちますか?

  1. 完全にヒアルロン酸がゼロになるまでは、およそ7〜8年(あるいはそれ以上)かかります。

「1〜2年でなくなる」と思われる方も多いですが、実際には1〜2年経ってもヒアルロン酸はかなり残っています。場所や製剤によっては10年残っているケースもあります。

ここで重要なのは、「ヒアルロン酸が完全になくなるタイミング」と「患者様が『効果がなくなった』と感じるタイミング」は異なるということです。

例えば、5歳若返る治療をした後、少しずつヒアルロン酸が減って元の状態に戻っていく過程で、どの段階で「減ってきたから足したい」と感じるかは人それぞれです。ヒアルロン酸が残っているのに「効果が切れた」と感じて無計画に追加注入を続けると、お顔にどんどん蓄積されて不自然に大きくなってしまいます。

プロの治療では、エコーを用いたり触診したりして現在の残存量を正確に計算し、患者様と綿密にプランニングをしながら追加注入を行う必要があります。

 

Q. 眉間のボトックスで「釣り目」になった場合、額のヒアルロン酸で改善されますか?

  1. ボトックスによる釣り目の場合は、額のヒアルロン酸ではなく、「追加のボトックス(リタッチ)」で修正するのが適切です。

なぜボトックス後に眉が不自然に釣り上がる(スポックブロー)現象が起きるのか、そのメカニズムを解説します。

筋肉の動き発生する現象
前頭筋(額の筋肉)の中央だけが効きすぎた場合中央の眉は下がるが、ボトックスが効いていない外側の筋肉が動くため、結果として外側だけが上に引っ張られ「釣り目」になる

この状態の修正には、上に上がりすぎている外側の筋肉に少量のボトックスを追加で打ち、動きを抑えることで全体の高さを落ち着かせます。 ただし、全体的に眉が下がることで目の重みを感じやすくなるため、その重みが気になる場合はヒアルロン酸でリフトアップを併用するなどの相談が必要です。

 

Q. 鼻翼基部(ほうれい線のスタート地点)にヒアルロン酸を入れてもすぐへこみます。硬い製剤を入れたら改善されますか?

  1. 硬い製剤にすれば解決するとは限りません。まずは「正確な位置に注入できているか」が最重要です。

硬い製剤を使うことで形を保ちやすいというメリットはありますが、そもそも注入している位置(層)がずれていれば、いくら硬いものを入れてもくぼみは改善されません。

正確に的確な層へアプローチできていれば、ある程度柔らかいヒアルロン酸であっても、ほうれい線の基部はしっかりと持ち上がり、へこみは改善されます。ここでもやはり、「ズレにくい良質な製剤を選ぶこと」と「正確な技術で注入すること」の2点が必須条件となります。

 

Q. 以前、額にボリューマを入れて1週間後に腫れ上がりました。「感染」か「遅発性結節」と言われましたが、もうボリューマは使わない方がいいですか?

  1. アラガン社のボリューマ自体に問題があったというより、注入時の「層(テクニック)」の問題である可能性が高いです。

注入から1週間後に急に腫れ上がった場合、感染の可能性が疑われます。アラガン社のボリューマは厚生労働省の承認薬であり、製品そのものに問題があるとは考えにくいです。

 

額の皮膚は非常に薄く、わずか数ミリの中に皮膚、皮下脂肪、筋肉、骨膜という層が存在します。私たちが本来ヒアルロン酸を注入して狙うべきは一番深い「骨膜上」ですが、誤って筋肉に絡む中間層に注入されてしまうことがよくあります。

筋肉層などにヒアルロン酸が入り、そこにわずかな雑菌が混入すると、自分の免疫細胞がヒアルロン酸の中まで届かず、菌がヒアルロン酸の内部でくすぶって増殖し、ある日突然バンと腫れ上がることがあります。 したがって、他の製剤に変えても、注入する技術(層の捉え方)が同じであれば、同じリスクを伴うと考えておくべきでしょう。

 

Q. マイクロボトックスはシワを予防する効果はありますか?通常のボトックスとの違いは何ですか?

  1. ちりめんジワなどを予防・改善し、肌をツルッとさせる効果があります。通常のボトックスとは「打つ深さ」と「ターゲット」が異なります。

両者の違いをまとめました。

項目通常のボトックスマイクロボトックス
打つ層深い層(筋肉内)浅い層(皮膚の中/皮内)
ターゲット表情筋皮脂腺、汗腺、毛穴の立毛筋など
主な効果筋肉の動きを止め、眉間や額などの「大きな表情ジワ」を改善・予防する。皮脂や汗を抑える、毛穴を引き締める、皮膚表面の細かいシワ(ちりめんジワ)を滑らかにする。

注意点として、マイクロボトックスでは筋肉の動きによる大きなシワは防げません。また、加齢によるコラーゲン減少が原因のシワには、コラーゲンを増やすような別の肌育治療が必要になります。目的に応じて最適な治療法を選択することが大切です。

まとめ

ヒアルロン酸注入やボトックス注射は、手軽な治療と思われがちですが、実は医師の解剖学的知識と注入テクニックによって、結果や持続期間、リスクが大きく変わる非常に奥深い治療です。

ラベールミラクリニックでは、お顔の骨格や筋肉、靭帯の構造を深く理解した上で、患者様お一人おひとりの状態に合わせた最適な治療をご提案しています。他院での治療でご不安を感じている方や、自然な若返りをご希望の方は、ぜひ一度当院の無料カウンセリングにお越しください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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