たれ目院長ブログ 〜ラベールドクターのハイレベルな症例を紹介したい!〜
ラベールの注入は、どのドクターであっても同じコンセプトの治療が受けられることが特徴。注入治療の基本概念やテクニックを高いレベルで均一にしてあるからです。これは単なるマニュアルとは異なります。それぞれが自分の考えで治療を組み立てて行うのですが、皆が自分勝手の治療をするのではなく、考え方のスタート地点も目指す方向も同じでブレない、これがラベールの強みです。マニュアル的な治療では応用がきかず、幅広い症例に対応できません。
例えば、当院所属の松元先生の症例を紹介してみます。ここではヒアルロン酸を15本使って男性の若返り治療をしています。松元先生はラベール所属のドクターとしては最も若いですが、注入治療の技術としては十分なレベルで、この症例は産休に入る前の約1年前の施術です。
もうここで私があれこれ言うよりも上のリンクの松本先生コラムを読んでもらった方が早いです。松元先生の文章は読みやすくまとめられています。しかも要点が掴みやすくまとめられ、治療もただ単に変化を紹介するのではなくて段階を経て若返る様子を紹介してあり、注入量と変化のスピードまでグラフを使って説明しています。
松元先生のコラムやインスタはつい見入ってしまいます。つまり、簡単に言えばセンスがあるのです。私にそこまでのセンスがないことを痛感させられます(笑)
この男性症例を松元先生が施術したのは1年以上も前なので、今は当然さらに技術は洗練されています。これだけの技量を持ちながらも常に学んで磨くことを怠らない。その姿勢が成長へとつながります。ラベールのドクターは松元先生に限らず皆本当に勉強熱心で、休日返上して勉強しにくるなど注入治療を極めんとする心意気が素晴らしいです。
私が恥ずかしげもなくここまで当院のドクターを褒めるのはそれだけこちらも全力で教えているから。私の教育における座右の銘、「青は藍より出でて藍より青し」を100%実践している自信があるからです。
私は、私が技術を伝えるドクターが私を超えていって欲しいと本気で考えています。そうでないと医療業界が発展しません。弟子が師匠を超えないことには技術は伸びていきませんから。だから私が人に教える時は一切惜しむことなく出し切ります。もちろん相手のレベルや受け皿に合わせてはいますが、ほんのわずかも隠したりもったいぶることはありません。
これはあくまで私の考えですが、弟子が師匠を超える瞬間というのがあります。師匠が100%弟子に技術を伝え切った時、教わったドクターは教えられたことに自分の考えや経験を加えて自分なりの101%を作り出します。その瞬間こそが弟子が師匠を超えていく時であり、師匠にとっては無上の喜びと感じます。自分と同じことができるようになるだけでもすごいのに自分では考えつかないこともやっていくんですから、嬉しくないはずはありません。
ただ、師匠としてもわざわざ超えられやすくするために立ち止まっているわけにはいきません。教えながら自分の技術も磨いて伸ばしていきますから、追いつく方としても大変だとは思います。それでも弟子は追いつき追い越す責務があり、師匠は惜しみなく技術を伝える義務があると思います。あくまで私の考えですが。
ということで、ちょっと話がそれましたが松元先生のコラム、症例を紹介しました。他のドクターも同じようにレベル高い治療を提供していますが、筆無精なせいかあんまり紹介していないようです。(そういう悪いところは師匠に似なくても良いのに…)
教えられたドクターが伸びることに無上の喜びを感じつつ、早く追い越してくれと願いつつ、そう簡単には抜かれないぞと師匠も全力で走っていき、それをまた全力で皆が追いかける、というドクターが集まった変なクリニックがラベールです(笑)
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