たれ目院長ブログ 〜今は良い教科書があるのに、なぜそれを読むだけでは注入治療が上手くできないか。〜


注入治療を学びたいドクターにとって今は良い時代です。なぜなら大変素晴らしい教科書があるから。

注入治療を身につけたいドクターにとって必須とも言える教科書は上の二つと考えています。宣伝ではありませんよ。別に私がこんなところで宣伝したところで変わるものではありませんし、そもそも注入治療において日本のトップクラスのドクターが執筆しているためもうすでに有名です。本気で注入治療をやりたいドクターは皆持っているのではないでしょうか。

他にも見るべき本や書物はありますが、この2冊で必要かつ十分以上の情報、テクニックが載っています。初心者のドクターは熟読すると良いでしょう。あまり情報やテクニックを共有し合うことがなかった美容医療において、これだけ貴重な情報を公開して共有させてもらえるなんて、良い時代になったと思います。それだけ注入治療を広めたい、正しく安全な施術が行われて欲しいというトップドクター方の思いを感じます。

私のセミナーや若いドクターにレクチャーする時も紹介してます。必要な情報は全てここにあるし、岩城先生の本なんてアプリを使えば施術動画まで見られる。これを見られるのであればもう他に何もいらないくらいです。

しかししかし、実際には本を見ただけですんなりできる人はまずいません。もしできるよという人がいれば稀代の天才ドクターか、もしくはただやっているだけでそれが正しいのか危険なのか判断できていない勢いだけの猪武者ドクターか。効果よりもまずリスクを最大に抑えるのが医療の原則と考えれば、本で見ただけの方法をそのまま患者様に行って実験するようなドクターは現実的にはいないと思われます。

本に載っている情報やテクニック、それらはあくまで教科書であって現実の目の前の患者様に100%起こることではありません。頭に入れて参考にしつつも鵜呑みはダメです。人の身体は生身ですから、同じことをしても100人いれば100通りのことが起こります。一人として同じ反応はありません。

例えて言えば料理のレシピ本。やり方が丁寧に書かれてはいますが、それを見て本当にその通りに作れるのはかなり料理に精通した人。私のようにど素人であれば、弱火と言われてもどの程度の弱火なのか、塩を一振りと書いてあっても指先でつまむ程度なのかさっさっとふりかける程度なのか、実は全く検討もつきません。煮る、茹でるにしても面取りとか火加減とか、いちいち本には書いていない誰もが知っているはずの超基本的なことがわかりません。

しかも必ずマニュアルには出てこない細かいテクニック、上級者だけが知っている実はこうすると仕上がりが異なってくる、という本に書くほどでもないけど大事な情報があり、レベルが上がってくるとそういう部分で仕上がりに差が出てきます。塩をどのタイミングでどんな塩をどれくらいどういう風に加えれば良いのか、それくらいでは大きくは変わらないけど確実に差は出てくる、そういうコツやポイントが10個、100個と集まれば結果的に大きな差になってきます。

注入治療に話を戻すと、大変素晴らしい教科書はあるものの、本と現実をつなぐ何かが必要です。実際に施術に必要なコツ、考え、感覚、それらを全て文字化するのは不可能。できるだけ活字、イラストに変換したものが本であり、それらはある意味圧縮、変換されたデータです。それを実際の治療に使うには今度はその逆をしなければなりません。文字にはできない、書ききれない生の情報やテクニックを加えて実際の治療になっていくのです。

私のセミナーやレクチャーはまさにその部分を担当していると思っています。私がレクチャーしていることは私が発見したことではなくて、過去の先人達による歴史の積み重ね、そこから得られた知識やテクニックです。もちろんオリジナルな部分もありますが多くは世界中のドクター達による研究の結果であって私がすごいということはありません。

医学界の先輩方のまとめた知識や情報を紐解いて現実の処置、動作に落とし込む、その作業の手助けをしているつもりです。ですから先人達の発見したこと、大事にしていることはできるだけずズレないように、あまり自分お考えを入れないようにして伝えるようにしています。私個人の考えが多く入ってしまうと変なスパイスが入ってしまい、味が変わってしまう恐れがあるためです。

その上で本には書き切れない細かいコツやテクニック、行間にあるようなことは圧縮されたデータを解凍するかのように紐解いて事細かに、微に入り細に入り丁寧にお伝えします。もう相手がお腹いっぱいで十分ですと言っても止まらないくらい細かく細かく、一つ一つの動きや姿勢、目線、声かけまで全てに気を配り。

よい教科書は必要です。それがあるために全体の底上げになります。しかし本の情報を現実に落とし込むための作業、それは良いコーチが必要です。動きを見て何が正しくて何が問題なのか、そしてどうすれば改善できるのかを指摘してくれる。

もう一つ例にしてみます。例えば野球やゴルフのスイングを文字にすると、重心は〜でテイクバックは〜、そこから肘を〜してインパクトの瞬間に〜してフォローの姿勢は〜、などのように本に書かれますが、それを見ていきなり完璧にスイングできる人はいません。まずその通りにできるように教える存在としてコーチが必要です。

また、どれだけポイントやコツをまとめようとしても、トップ選手の動きを全て解析して文字化するのもおそらく無理なことです。イチロー選手のスイングをどれだけコンピューターで解析してデータ化し本人の動きを真似たとしても同じことはできないでしょう。それはイチロー選手にしかわからない動きや考え、感覚があり、本人にしか見えない世界、イメージがあるからで、それらは決して言葉にはできないものだからです。

 

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