たれ目院長ブログ 〜ヒアルロン酸注入治療の失敗は、明らかに変な形になる場合と、変ではないのにスッキリしない場合の2パターン。〜

ヒアルロン酸の失敗、聞きたくない言葉ですね。

でもちょっと勇気を持って考えてみます。ヒアルロン酸の失敗顔とはどんなものなのか。どういう状態になると失敗となってしまうのか。

私の考えでは、ヒアルロン酸の失敗とは大きく分けて2種類です。ちなみに皮下出血や浮腫みなどの一時的な合併症は失敗とは言いません。また、塞栓、血流障害は当然起こっていなくてアレルギーも発生していない状態における失敗とはどんなものかと考えます。

①物理的かつ客観的に形が変な場合

明らかに形が変な場合、これは失敗顔と言っても良いでしょう。顎が大き過ぎたり頬が膨らみすぎている場合など。ただし、もしも本人が本当にその形を望んでいて、明らかに普通ではない形になることも承知の上で治療する場合だけは別です。あまりない状況だと思いますが。

②一見して良いように見えるのになんとなくスッキリしない違和感がある場合

法令線は薄くてたるみも少ないはずなのになんとなく老けた印象、疲れた印象が無くなっていない場合や、ヒアルロン酸、糸、プロテーゼ、オペ、その他治療器など色々と治療しているのに何故か整っているとは感じられない場合などなど。これは顔の中でバランスが崩れているから。バランスは部位毎の年齢差であったり治療の程度差だったり、もしくは方向性がそろっていなかったり左右差やラインのズレが残っていることが原因。簡単に言えばバランスとちょっとしたラインの崩れです。

①の場合はわかりやすいですね。誰が見ても明らかに変な形になっている、これは典型的な失敗であり、原因は主に施術するドクターの技量不足。注入治療をただ注射すれば良いとくらいにしか考えていなかったり、注入治療による治療概念をそもそも持っていなかったりして、とりあえず入れました、患者様が言うままに入れ続けました、となっている場合が多いです。よく話を聞いてみると診察時間が非常に短くてドクターとのコミュニケーションができていない場合など、患者様の要望をちゃんとドクターが聞いていないことも原因としてあるようです。

改善方法としては、注入されたヒアルロン酸であれば外からのモールディングによって修正できる可能性はありますのでまずはそれをトライします。たとえ注入から時間が経っていても修正できる可能性はあります。例えば額が前方に大きく膨らみ過ぎている場合、注入から半年後でも1年後であってもマッサージして修正することは基本的に可能です。

それから、変な形とは言っても他のラインをそろえることでその変な形を綺麗な形へと活かすことができる場合は追加治療をして整えます。変な形を綺麗な形へと変換させるわけですが、これには施術するドクターに高い技術が求められます。簡単ではありません。

最後に、どうしても活かすことができない変な形は、ヒアルロニダーゼで溶かしていきます。ヒアルロン酸であれば最終手段として溶解させることができます。ヒアルロニダーゼを注射すると変な形は無くすことができます。つまり治療前の状態に戻ることができます。

②の場合の改善方法はちょっと難しいです。まずは違和感の正体となるバランスの崩れを見抜かないと先へ進みません。ですがこのバランスの崩れは、なんとなく感じることはできてもどこが原因なのかを見極めることが難しいためです。

それを見抜くのは当然ドクターの仕事です。が、本当に難しい作業で、例えばセミナーなどでモデル患者様の顔を使ってアセスメントする時にそういったバランスの崩れを説明すると、言われてみてようやくわかった、説明されてもまだ理解できない、といった反応がほとんどで、普段顔を扱っている美容ドクターでさえ簡単にはいきません。

これはそもそも注入治療をする時にバランスをとことん考えた治療を実践していないと、逆にバランスの崩れを見抜くことは難しい作業となります。そしてバランスの崩れを見抜いた後に待っているのは、じゃあどうすればそれを改善させることができるのか。

もちろんヒアルロン酸であれば最終的には溶かすことで元に戻せるのですが、バランスの崩れが変な顔の原因となっている場合は、足りない治療を加えてバランスを調整することでほとんどの場合改善させることができますので、最終手段となる溶解治療にすぐ頼ってしまうのはちょっと勿体無いのです。

バランス調整治療は本当の意味でのTFT(total facial treatment)になります。細かくラインや面、光と影、左右差をコントロールしていきます。時にはバランスが崩れている部分とは別の部位を治療することによって、問題となる部位には直接注入しなくても改善させることも行なっていきます。なぜ離れた部位に注入することによってバランスが整うのか、本当にその治療で改善するのかをドクターが理解し、知っておかなければなりません。

顔を小さく見せるために唇に注入する、額を丸く綺麗に見せるために顎先に注入する、そんな嘘のようなことを実際に行います。そして効果を発揮します。それこそが私の言う「注入治療におけるバランス理論」です。ラベール式ヒアルロン酸注入法のコアな技術です。最もコアな技術ですが無料セミナーで完全公開しちゃってます。大安売り(笑)

最後に、治療の失敗というのは一般的には不幸な状態です。しかしヒアルロン酸であれば上記のように修正することが可能ですし、最終手段として溶解させることができます。これは大きな安心材料です。もし溶かすことができない注入剤であったり、元に戻すことができない治療だったら、失敗した時のことを考えるとちょっと怖くなってきます。医療による「治療」は、効果が高い反面副作用やリスクも高いです。そこが化粧品や美容エステとは異なる部分です。医療は明確に「治療」です。

クリニック選び、ドクター選び、治療の選択…、今は情報があふれすぎていて自分に合ったもの、最適な治療を選ぶのが難しい時代です。それでも大切な自分の顔を任せるわけですから、ここでいっかと手間を惜しんだり勢いで決めちゃうのはオススメしません。じっくり時間をかけて話をよく聞いて選んでください。一つの症状、治療について、5人から10人のドクターに相談すると自分の選ぶべき選択が自ずと見えてくるかなと思います。

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