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たれ目院長ブログ 〜どうやら花粉症になっちゃったみたい。ちょっと調べると色々と勉強不足なことがあって反省です。〜
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2021.03.15
たれ目院長ブログ 〜どうやら花粉症になっちゃったみたい。ちょっと調べると色々と勉強不足なことがあって反省です。〜
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数年前からうすうす怪しいなとは思っていましたが、この度ちゃんと検査をしてみたら「スギ」でアレルギー反応が出ちゃいました。予想はしていただけにショックは意外と少なかったです(笑)
以前は花粉症は全くなかったので花粉吹き荒れる中にいてもなんともなかったのですが、数年前から春先に妙に鼻がむず痒くなり、目も腫れるように。最初は風邪かな、やばいと思ったものの熱は出ず、というのを繰り返してるうちにもしかして花粉症になっちゃったのかも、と。
花粉症は暴露量がある程度増えると発症することがわかってきており、まさにその典型的なパターンにハマってしまったようです。数年間はその事実を認めたくなくて逃げていたのですが(笑)、今回たまたま検査する機会があったので調べたところバッチリと。検査自体は簡単で、指先に針をチクっと刺して出てきた血液を吸い取って調べます。(日頃患者様に針を刺しまくっている立場上、ちょっと針を刺されたくらいではなんとも思わないつもりでいましたが意外に痛かった…。)
花粉症になってしまったことを栄養学を専門にしているドクターに話したところ、「ビタミンDを摂りなさい。」と一言。ビタミンDは免疫に関わる重要な働きがあることが近年わかってきたようで、新型コロナウイルスの予防になるかはまだ結論が出ていないようですが花粉症は明らかにビタミンD不足が関与しているそうです。
栄養学専門のドクターの話を聞くと、同じ医者でありながら自分の勉強不足を思い知らされて反省するばかりです。
ビタミンDは日にあたることで合成されます、現代人は日光を浴びる時間が少なく、その上日焼けに気を遣っているため慢性的にビタミンD不足に陥っているらしく、その典型である私も検査するとおそらく基準値を大きく下回っているだろうと。サーファーに花粉症はいないという本が出版されていて、簡単に言うとちゃんと全身で日光を受け止めている人はビタミンDが十分量あり、花粉症が少なくなるとのことです。
天気の良い日の散歩で日焼けしているつもりでいても服で身体が覆われていて結果的にビタミンD産生は少なく、しかも紫外線の害を考えると今は日焼けではなくサプリメントで補充するのが良いと。ビタミンDは脂溶性なので過剰摂取で副作用が…、と私の拙い知識で言ってみると、1日の極量は思った以上に高いため市販のサプリメントを普通に摂ったくらいでは全然足りないとこれまた勉強不足が露呈するハメに…
ということで今はビタミンDを1日に5000単位から10000単位摂取し、それを花粉症症状が消えるまで飲みます。10000単位を2週間ほど摂取すると症状は明らかに軽くなるそうですが、ビタミンDを飲んでから1ヶ月すると確かに私の症状も昨年までに比べると明らかに軽い。ニュースで今年一番の花粉量の日で、周りでは鼻水くしゃみのオンパレードであっても私は意外と平気で、少し鼻がむず痒いくらいでした。
医者に限らず大人になっても勉強することの大切さは身に染みます。また、自分の勉強不足の言い訳をするつもりはありませんが、専門家の知識というのはまた別格だなと思い知らされました。私は注入治療専門ドクターとしてヒアルロン酸注入、ボトックス注射に関しては他の治療を専門とするドクターに比べると多少は知識や経験があるつもりでいますが、専門外の話となると立場は逆転。教わることばかりです。
最近反省したことがもう一つ。私は今色々なサプリメントを摂っていますが、その中でこれは良い!と思っているのがコラーゲン。コラーゲンは飲んでもアミノ酸に分解されて肌のコラーゲンにはならないでしょ?、と思う方、私もそう思っていました。そんなの当たり前じゃん、と。
ところが、これもまた勉強不足が露呈したのですが、コラーゲンを正しく摂取するとちゃんと皮膚のコラーゲンが産生されることがわかっているらしいのです。医学書にも褥瘡の治療にコラーゲン経口摂取が治療として載っていました。なんとなんと、コラーゲンは飲んでも増えないは間違いで、ちゃんと飲めばちゃんと増える、が今の正しい知識だったとは。
これはまた別で紹介したいと思いますが、ヒアルロン酸による治療は層治療であり、骨、筋肉、脂肪、真皮、表皮のそれぞれの層を補い、補充することで老化症状を改善させます。アラガン社のジュビダームシリーズはそれぞれの層に適したヒアルロン酸が出そろってきて治療としては完成に近づいてきたのですが、あと一つ足りないのが真皮層のコラーゲンを増やす治療でした。
真皮のコラーゲンを増やすにはサーマクールやフォトなどのダウンタイムのない治療器、フラクショナルレーザーやダーマペンなどの侵襲を伴う治療、それからベビーコラーゲン、エランセ、PRP、糸などのコラーゲンブースターの役割を持つフィラーや治療法などなどがあります。ただしそれぞれにメリットと同時にデメリットとなる副作用、合併症があり、私のこだわりもあってなかなか選べずにいました。
侵襲が少なくて効果が高いサーマクールが良いなと思うものの機械は非常に高価で、かつ施術には結構な痛みが伴います。そうこう考えているうちにコラーゲン経口摂取療法に出会い、痛みもなく費用も抑えられて、それでいてしっかりとした効果とそれを裏付けするエビデンスがあり、実際に飲んでみて感じる効果も高かったことからこれを層治療に欠けていた1ピースとして採用することになりました。
経口摂取のメリットは他にもあり、肌だけでなく全身のコラーゲン産生の助けにもなり、肌のハリが出るだけでなく関節痛改善や血管壁が丈夫になるなども。世の中いいかげんなサプリメントが多数ありますが、100%エビデンスに基づいたこのコラーゲンサプリメントを、私としては単なるサプリではなく治療の一環として取り入れることとしました。また作用などを詳しく紹介します。大変勉強になりました。
問い合わせメール:labellemiraclinic.jp@gmail.com
LINE@:「ラベールミラクリニック」
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ラベールミラクリニック
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄1-3-3 ヒルトンプラザB1
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