たれ目院長ブログ 〜保険診療も美容医療も、医療の本質は同じと思うのは私だけ??〜

美容医療にハマる前、私は麻酔科医、外科医として約10年ほど働いていました。そのおかげで美容と言えども、医療を行うときに考えることは保険診療、いわゆる一般的な病気の治療と同じように考えます。

即ち、老化現象を皮膚や構造を支える機能の低下と考え、それを回復させる「治療」が必要となる、と。従って、まずその機能の衰えの原因を究明し、それを改善させる処置を施すことが医療であって、それに合致するヒアルロン酸注入治療に出会えたことは私の人生において大きな出来事となりました。

ヒアルロン酸注入治療は老化現象の病態、根本的な原因となる部分に対し、実に理にかなった治療を可能にしています。その原因となっているのは必要なボリュームの消失。元々あった膨らみを戻すにはそれに代わるものを置かなくてはならず、それをするためには注入治療か、オペで切り開いて何かを置くしかありません。その注入治療の中でも皮膚や筋肉を持ち上げるために必要な弾力と身体への安全性をバランス良く持ったものは今のところヒアルロン酸という選択肢になると思います。医療は進歩しますのであくまで今のところですが。

そんな風に、たるみやシワも広く考えれば身体の機能の衰えという病気の一つであり、原因を探りながら丁寧に治療しています。機能の衰えは病気ではないという指摘もあるかもしれませんが、年齢による皮膚機能の低下、乾燥などは皮膚科でしっかりと治療しますし、腎臓の機能低下があれば年齢のせいにはせずに治療をしていくことでしょう。

ただし、保険診療であれば7割以上も国が負担してくれますし、例え300万、500万の治療があっても高額医療費の制度により自己負担は8万〜10万程度になります。よくよく考えるとこれってすごいことですね。日本がいかに恵まれているかがよくわかります。

美容医療は自己負担100%。この自己負担の差は患者様にとって非常に大きくて、日本において注入治療が広がり難い理由の一つであると思ってます。保険診療と変わらぬ意識で治療をしてるといってもさすがにかかる費用の差は如何ともし難いですが、幸いにもヒアルロン酸注入治療は予算に応じて治療をすることが可能ですから、大掛かりなオペのように大金がないと治療をできないということはありません。予算に応じた変化、若返りをすることも可能です。

個人的にはヒアルロン酸、ボトックス治療が保険適用になって、全ての人が気軽に受けられる治療にならないかなぁと妄想しますがさすがに難しいでしょう。ただし、将来はどうなるかわかりませんから、もしも保険適用になったらばんばん治療したいなと思います。シワやちょっとしたたるみが気になって人と会うのが億劫になってしまう、コンプレックスに感じて人前に出られない、そんな方の悩みをとって前に進むことができる、そんな治療は美容、保険に関わらず「医療」だと思います。

 

 

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