長期休診すみませんでした。ちょっとグアムまで出て解剖実習に参加してきました。解剖と言っても単なる解剖ではなく、フレッシュな状態での解剖実習です。日本国内ではホルマリン処理された献体で解剖を学びますが、ホルマリン処理されると血管も神経も皆同じ様な色になり、筋肉や脂肪は硬くなって本来の感触は失われます。
フレッシュな解剖というのはホルマリン処理されず、氷漬けで組織が新鮮な状態で保たれた献体を解剖します。そのため、皮膚も筋肉も脂肪も、血管も神経も通常の色や感触を保っているため、より実際の状況に近い状態で解剖実習が行えます。顔の見た目を扱う美容医療においては血管や筋肉の位置などの「解剖」を学ぶことは非常に重要なことです。
この記事へのコメントはありません。