たれ目院長ブログ ~額(おでこ)のヒアルロン酸追記~

図解

たれ目院長ブログ ~ヒアルロン酸注入 額(オデコ)~

先日の額ヒアルロン酸のちょっと追記です。丸いおでこにすると同時にボリュームロスを改善し、シワも薄くなるヒアルロン酸に、ボトックス注射を組み合わせると眉が下がらずにナチュラルな状態でシワを除去することができます。

 

ボトックスは大変良い薬で、筋肉を休ませることで表情シワを取ることができます。注射する場所や量を間違えなければよく言われるような硬い表情、ボトックス顔にはなりません。ただし、額のシワ取りボトックスに関しては、眉を引き上げる筋肉を緩めるためにどうしても上瞼は下がる傾向にあります。シワは取りたい、でも眉が下がって目が開けにくくなるのは嫌だ、という方を治療する時は、ヒアルロン酸とボトックスのコンビネーション治療がオススメです。

 

まずは額ヒアルロン酸注入で、痩せて凹んだ額を丸くし、ボリュームを出すことで皮膚表面のシワを伸ばします。下図はその断面図のイメージです。下から骨、筋肉、皮膚とあって、皮膚は波打ってシワがある状態とします。ヒアルロン酸は筋肉の下の層に入ります。骨にくっつけて置くことで、痩せて縮んだ骨を膨らます感じです。そうすると上の筋肉、皮膚は下から持ち上げられ、テントを張るような効果で皮膚が引き延ばされることでシワが薄くなります。

 

そして、そこにボトックス注射をします。しかも通常通りに注射するのではなく、シワを取りつつ筋肉の動きを妨げにくいように浅く注射する特殊な方法で行います。当院ではマイクロボトックスと呼んでいます。

 

マイクロボトックスは額のシワをマイルドに伸ばします。筋肉に強く作用しないため、眉が下がって硬い表情になるリスクはない反面、シワを伸ばす力は通常通り筋肉内に注射する方法よりも少し弱いです。そこを、土台となるヒアルロン酸によるシワ取り効果と組み合わせることで足りないところを補い、自然で違和感なく、眉を下げずにむしろ目がパッチリと開けやすくしながら額のシワ除去を完成させることができます。

 

 

以上、額のシワをどうすれば眉を下げず、怖い顔にならずに、ナチュラルに消し切れるかについての追記でした。歳をとると上瞼が下がってきて、いつも睨んでいるような怖い顔に近付いていきます。額のヒアルロン酸はこのたるみを取って上瞼が軽くなり、二重をしっかりと見せたい人、アイラインをくっきりとさせたい人に非常に有効です。それだけの目的で治療する方もいるほど。そこにマイクロボトックスを加えれば嫌な額のシワもきれいに消せます。ヒアルロン酸注入だけでは難しいほど皮膚のたるみが強い人、または眼瞼下垂がある人は、診察でその旨を説明し、手術をオススメすることもあります。ただ、当院ではその手術は行っていないので、上手にできるドクター、クリニックを紹介しております。眼瞼下垂は眼瞼挙筋が緩むことで発症する病気で、皮膚のたるみを混同されることが多いですので、私の診察ではそこも丁寧に診て説明いたします。

 

 

 

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ラベールミラクリニック

〒460-0008

愛知県名古屋市中区栄1-3-3 ヒルトンプラザB1

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