注入量、多いが良いのか

こんにちは、松元です。

当院注入専門クリニックですので
患者さんからも業者さんからも同業者からも勘違いされやすいのですが

先に結論からお伝えします。

ヒアルロン酸をたくさん入れることを良いという風には思っていません!

ヒアルロン酸をたくさん入れることを推奨しているわけでもありません!

(効果音:ばばーん!)

 

当院の症例写真は10cc以上入れている人がよく登場しますが
あくまでもそれは一例であって
そんな人がたくさんいるかというと、そうではありません。

10ccでできることはたくさんある

たくさん入れたらそれだけ若返ることは可能です。
ですが、みんながみんな、
そこまで若返らなきゃいけないわけではありません。

そうですよね?

若返りといっても程度は様々です
2−3歳若返りたい人もいれば
20歳若返りたい人もいる
どっちが正解なんてありませんよね

患者さんに、たくさん注入して欲しいとか、
たくさん入れた方が絶対によくなる!とか
そういった思いは全くないのです。

 

治療で大事なことは注入量ではない

当院は他院と比べてカウンセリングを特に重要視しています

患者さんと対話を重ねて、どこをゴールとするのかを明らかにし
今回の治療でどれだけを目指すか
その期待値を揃えて治療に臨むことが重要です。

そして、その期待値通りに、
時にはそれを超える結果を出すことが求められます。

最終的に、患者さんが治療の結果に満足してもらうことが私のミッションになります。

 

注入量は治療の中の一つの要素でしかなく、
それが多いから患者さんを満足させられるかと言えば否です。
患者さんに満足いただくにはもっともっとたくさんの要素が必要です。

症例写真はなんのためにあるのか

そんな中でも治療の奥行きはしっかり伝えていくことは重要です。

例えば、症例写真がどれも
「5ccで-2〜3歳の変化」
のワンパターンだった場合、

人は自然と、それを限界と思ってしまうものです

 

それを受け取った患者さんの中には

「ここまでの若返りはできるけど、
ここが限界なら、やっぱオペするしかないかな」
とか
「ここまでの若返りだけなら、やっても無駄かな」
とか

そんなふうに思う可能性だってあります。

そう思われないために
注入治療だけでここまでできるんですよ!
という治療の奥行きを示唆するような症例写真を載せています

 

 

重ねて言いますが

注入量が多いことは、正義ではなく良いでもありません。

10本でも、5本でも、1本でも

患者さんが自分自身で選択した治療に満足してもらう

それが正義です。

 

おしまい

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