ヒアルロン酸の注入治療には決まった型がありません。

患者さんの数だけ治療のバリエーションがあると言ってもいいです。

オーダーメイド治療という言葉がピッタリなのですが

患者さんにとって

決まりがないということはとても不安だと思います。

「一体いくらかかるんだろう」

「すごく沢山勧められるんじゃないか」

ラベールでは医師やスタッフが注入本数を決めることはありません。

「このくらいやった方がいい」

と勧めることもありません。

患者さんから

「どれくらいやったらいいですか？」

「先生のおすすめは？」

と聞かれても

「これくらいやるといいですよ」

と答えることもありません。

ではどうやって本数が決まるのか。

患者さんが自分の意志で決めます。

私たちはそのために必要な情報を提供します。

医師はカウンセリングの際

「アセスメント」という注入プランの一例を作成します。

そして、

アセスメント通りに注入するとどのような変化が起きるのか

患者さんのお顔に触れながら説明します。

アセスメントは「これだけやらないといけない」ものではなく

このくらいの変化にはこのくらいの本数が自分には必要という目安と捉えてくださいと伝えます。

治療のやり方は人それぞれであることも伝えます。

希望する若返りの程度がそれぞれ違うだけでなく

ゴールに至るまでのスピードも変えられるということを

症例写真を用いて説明します。

周りにバレたくないようにやりたい方もいれば

しっかり若返りたい方もいます。

そして医師は一旦退席します。

患者さんが出来るだけ圧を感じず冷静に決定できるようにするためです。

患者さんはスタッフに相談したり聞き漏らした情報を確認したりして考えを固めます。

スタッフは患者さんが治療を理解した上で自分らしい決定ができるようサポートします。

若返りたいけどバレるのは困る、痛みも心配というような患者さんには

「ヒアルロン酸は長く残るので慌てて治療する必要はない」

と医師の話を再度伝え

「迷ったら控えめに」

という言葉を添えます。

患者さんが

自分の治療を理解し

自分の意志で決めることを大切にしています。

話を聞いて持ち帰るのも勿論ありです。

安心してご来院くださいね。