治療したクリニックがわからないと困ることがあります

昨日の遅発性有害事象の話の続きです。

 

遅発性有害事象とは、注入してしばらく経ってからたまに起きる腫れのことです。

キッカケがあって腫れることがあること

早く治療すればほとんどが良くなること

患者さんへのお願い

などをまとめました↓

https://labelle-miraclinic.jp/maehara/7320/

 

書いてからふと思ったのは

「患者さんはクリニックに連絡しづらいだろうな」

ということ。

注入して何ヶ月も経っていてそのクリニックに他の理由で通い続けていなかったらきっと連絡しにくいですね。

でも医師は自分が治療した患者さんに何かあったら連絡がほしいと思っています。

自分で診察したいと思っています。

ですから何かあったら遠慮せず躊躇せず連絡していただきたいです。

 

もう一つ気になっていたことを思い出しました。

それは

「どこで治療をしたか覚えていない方が時々いらっしゃること」です。

治療は注入に限らず糸リフトや手術のこともあります。

いつどこで何をしたかは自分が覚えていなかったら誰もわからないことになってしまいます。

そしてトラブルが起きた時、他のクリニックで治療した患者さんを診察するクリニックはあまりありません。

いざという時迷子になって困ることがないように治療歴の記録をお勧めします。

 

遅発性有害事象はきちんと対処すればほとんどが良くなります。

ただ注入を忘れた頃に腫れたら誰だって慌てます。

診て欲しいと思った時どこに連絡して良いかわからない、そんな状況は避けたいものです。

 

因みにラベールでは他院で注入した患者さんのトラブルを診察することがあります。

「困っている人を助ける」という新井先生の誠実さに触れるたびに、

ここで働くことができて良かったなと思います。

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