じっくり慌てず一緒に考えましょう

一つのお悩みを良くする方法や順番は色々あります。

例えばほうれい線を薄くしたいという人がいたとします。

ほうれい線は頭蓋骨の萎縮に脂肪の減少、下垂が加わってできてきます。

原因から治療を考えると

まずは骨と脂肪のボリュームロスに対する注入治療です。

注入治療で頬骨弓のボリュームロスを改善すると皮膚が斜め外側に引っ張りられほうれい線は薄くなる方向に向かいます。

 

他にもほうれい線を改善する注入ポイントがあります。

まず耳の前あたりの頬の外側のエリアです。

頬の外側の痩せを減らすようにヒアルロン酸を入れるとやはり皮膚が外側に引っ張られます。

基本的に皮膚が外側に引っ張られるとほうれい線は良くなっていきます。

ポニーテールをするとリフトアップするような感じです。

もう一つのポイントは目の下の頬のエリアです。

ここはゴルゴラインがあるエリアでもあります。

ゴルゴラインを打ち消すように頬の中央に丸みを出すようにヒアルロン酸を注入すると今度は皮膚が少し上側に引っ張られます。

するとやはりほうれい線は良くなる方向に向かいます。

 

注入治療で皮膚が斜め外側や上側に引っ張られるとほうれい線は浅く短く角度は縦方向から横方向に変化していきます。

ほうれい線を治療するとゴルゴラインや頬の痩せも良くなり

逆にゴルゴラインの治療はほうれい線の治療にもなります。

皮膚は一枚のシーツのようなものだから、老化のサインをどこか治療するとそれは他の老化サインも改善する方向に働きます。

しかし、どのポイントにどれくらい注入するかは人それぞれです。

どのくらい良くしたいか、マリオネットラインやフェイスラインのたるみなど他のお悩みも同時に治療したいか、またお顔の状態によって注入量に対する効果も違います。

 

さて次は脂肪の下垂に対するアプローチです。

脂肪の下垂とはほうれい線に乗っかる脂肪です。

脂肪溶解注射、脂肪吸引、HIFU,RFなど機械の治療もあります。

どの治療を選ぶか、またこれらの治療をどの段階でやるかは人それぞれです。

注入治療をある程度やってから、注入治療と並行して、または注入治療の前と。

こう考えるとほうれい線を良くしたい、という一つのお悩みを治療するにも数えきれないほどの選択肢があります。

わー、難しいと思ってほしいわけではありません。

全体像をある程度知って、

まずやってみようと思う方向に進んでみる

その結果を見てまた考える

それで良いと思います。

最初からこの方針で行こう!と決める必要はありません。

じっくり慌てず納得して進めていくのが良いと思います。

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