初級セミナーで学んだ事は多かった!

今日はラベールの注入初級セミナーでした。

私も入職する前、カウンセリングセミナーや初級セミナーを受講させていただきましたが受講した回数より抽選に漏れた回数の方が多く、それほど人気のラベールの勉強会です。

何度参加しても学ぶことがある勉強会でしたが、今回は参加者だった時には見えなかった裏側を見ることができ、改めて感じることがありました。

一つ目は教えることの厳しさ。

注入治療は、自分一人で患者さんの治療ができるということがそもそも簡単ではないですが、教えるということは数段上のレベルが必要ということ。

まして座学だけでなく注入も見せるとなると、

解剖の正確な知識、マーキングや注入の正確さ、無駄がない所作など全てにおいて見本とならなければならない。

二つ目は一つ目と重なることでもありますが伝えることの難しさ

自分がわかっていることと人に伝えることは全然違います。

名プレーヤーが名監督とは限らないという言葉がありますが、伝えて理解させて相手の行動に反映させるということは、根気もいるし、相手がどれほど理解しているか見る目もいるし、どんな言葉を使えば理解してもらえるか言葉選びも大事だし、言葉の引き出しも沢山必要です。

つまりカウンセリング能力が必要ということ。

三つ目は場の空気を作ること。

講師だって人間だから緊張するでしょうが、(中には全く緊張しない人もいるらしく羨ましい限り)自分のことで必死じゃいけない。

参加者こそ慣れない所で知らない人に囲まれて緊張しているのだから、空気を温めて質問しやすい雰囲気を作らないといけない。

四つ目はこういう勉強会を開催するラベールのすごさ。

参加者の時から考えていたことですが、

「なぜ無料でこんな勉強会を開いてくれるのだろう」

「ラベールのメリットは?」

以前思い切って新井先生に聞いた時の答えは

「仲間を増やしたいんですよ」

という拍子抜けするようなシンプルなものでした。

「正しい注入治療を広めたい」

そのために勉強会を開催することに全員一丸となる組織力

こんな素敵な人たちの中に入れていただけた喜びと私もまたここで貢献できる人間になりたい、と思った一日でした。

松元先生、お疲れ様でした!

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