少しの間大学時代に戻ってました

新年、明けましておめでとうございます。
みなさんは年末年始どのようにお過ごしだったでしょうか。

私は今年、10年以上ぶりに行われた、大学の同級同窓会に参加しました。年末年始とはいえ、オンコールだったり、普通に仕事だったりの同級生も多い中、50人ほどの同級生が集まることができました。
いつの間にか自分たちも医者としてそこそこの年次になり、大学病院で講師や医局長をしている人、開業してる人、病院長として活躍している人、私と同じように途中で専門科を変えた人、さらに働いている地域も関東から九州まで、働き方も専門も地域も様々。
アラフォー、アラフィフのおじさん、おばさんになった同級生たちですが、いい意味でみんな変わっていなかったので、大学生の頃のような楽しい時間が過ごせました。

6年間共に戦った仲間と久々に大学時代の思い出話に花を咲かせていたのですが、その中には勉強の苦労話もありました。
大学時代のテスト、ホント大変だったねとか、
勉強合宿行ったねとか(学年の1/4位?だけの朝から晩まで勉強漬けの合宿もありました。私も行ってましたw)、
国家試験前の大学6年の年越しも勉強部屋でギリギリまで勉強し、でも年越しを大学で過ごしたくないという足掻きで大学のすぐ横の神社?でカウントダウンしたなとか。

このような勉強苦労話を思い出すと同時に、その勉強を支えてくれた同級生たちがいたことを思い出しました。
勉強ができる同級生たちが、「みんなで卒業しよう」と自分の勉強時間を削ってまで、私を含めた勉強に手こずっている人たちに毎日のようにつきっきりで教えてくれていました。
うちの大学では卒業のための卒業試験が3回あり、2回で卒業決まる人もいれば、3回目まで受けなければいけない人もいます。(半分くらいだったかな?)私は後者だったのですが、前者の同級生たちは私たちが3回目の試験を受けているとき、かなりサポートしてくれました。3回目の卒業試験は確か2日あったのですが、1日目の問題を試験後にチェックして2日目の対策を一緒にしてくれたことも思い出しました。
自分たちは卒業が決まっているとはいえ、国家試験もまだあり、自分の勉強をしなければいけない状況下でも困っている同級生を助けるなんて、ホント人間ができている同級生ばかりだったなと改めて思いました。
そんな同級生たちがいたから今の私がいると思っています。

卒業から10年以上経って、同級生たちはそれぞれの場所でそれぞれの専門で頑張っています。なので皆、診療で困ったこと時はそれを専門にする同級生たちに連絡して意見をもらったりしています。私も循環器をやっていた頃はもちろん、今でもいろんなことをその専門にしている同級生たちに相談しています。皆、尊敬するドクターです。
そんな久々に会った同級生たちに「注入治療教えて」と言われたり、「他院美容施術の合併症の患者さんがきたんだけど‥」と相談されたり、私も力になれることがある!と嬉しかったです。そして早くも今月、同級生に注入治療についてレクチャーする機会があります。これからも私にできる何かを頼んできたとしたら、喜んで応えたいなと思っています。

次の同窓会は5年後か10年後かわからないですが、その時を楽しみに頑張りたいと思います。

2025年も色々なことに挑戦しながら、成長していきたいと思っております。
本年もよろしくお願いします。

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