ヒアルロン酸治療でパンパンのお顔になる!?

「先生のお顔をみて、先生のカウンセリングを受けようと思いました」
と言われることがあります。
どうやら、私自身がヒアルロン酸の施術を受けていて、かつナチュラルだからという理由みたいです。

患者さんからしたら、施術をするドクターがその施術を自分自身でやったことないドクターだとしたら、「なぜそんな勧めてくるほどいい施術を自分でやらないの?本当はよくないの?」と思うと思います。(opeはちょっと別物だと思いますが)
反対に、ドクターの顔が患者さんの目指している結果と違っていたら、躊躇するとも思います。

ヒアルロン酸治療を行う患者さんは大なり小なり不安を持っていることが多いです。
その不安の中でも、
ヒアルロン酸をいっぱい入れると、いわゆるオーバーフィラー症候群と言われるような違和感のあるパンパン顔になるんじゃないか。
と言う心配をする患者さんは少なくないと思います。
確かにヒアルロン酸治療自体はボリュームを増やす治療です。しかし、違和感のあるパンパン顔になるかならないかは、ドクター次第だと思います。

ヒアルロン酸治療は大きく2つに分けると、「症状の治療」と「原因の治療」に分けられます。

「症状の治療」というのは、法令線があったら、その溝を薄くするためにその溝自体にヒアルロン酸を注入して埋める治療。この治療はすごくわかりやすく満足度も高い治療であります。しかし、もっともっと!と注入し続けるとその部位だけがパンパンになり、治療されていない所との差が大きくなり、違和感のあるお顔になってしまいます。老化は一部だけで起きているわけではなく、顔全体で起きているので、一部だけの治療をやり続けていてはナチュラルに若返れないのです。

もう1つの「原因の治療」というのは、例えば法令線があったら、その法令線はなぜ深くなってしまったのかの原因を考え、その原因を治療をします。
法令線の原因については1つ前のブログで具体例を挙げているのでそちらをよかったら読んでみてください。
https://labelle-miraclinic.jp/manaka/6847/
そして法令線だけでなく、顔全体のバランスを見極め、悩みの原因を改善していきます。

これら「症状の治療」と「原因の治療」を顔の現状と悩み、そして予算などを考慮し、上手に組み合わせると違和感のあるパンパンのお顔になることはありません。

ここで注意が必要なのは、若返りたい!!の希望の患者さんです。
若返るというのはある意味パンパンになります。こちらは違和感のないパンパンの顔です。若い時の顔は脂肪がまだあり記憶以上にパンパンの顔です。なので、そこはドクターとのカウンセリングでしっかりゴールを合わせていかなければいけません。若い時と同じくらいのパンとしたお顔になりたいのか、それとも若返りたいけど、少しシャープなお顔になりたいのか。

つまり、症状と原因をしっかり見極め、なおかつ患者さんのなりたい顔のイメージをしっかりわかるまで話をするようなドクターであれば、違和感のあるパンパン顔になる可能性は低いかなと思います。

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