たれ目院長ブログ 〜皆さんの頭のスイッチの切り替え方法はなんですか?〜

休憩時間と仕事の時間、のんびりする時、悩む時、落ち込む時、イライラする時、それでも働く時、色々と気持ちの切り替えが日々必要というか、自然に行なっているかと思います。その切り替えのスイッチ、皆さんはどんなことをされていますか。

私は朝の入浴やシャワーが意外と気分転換になり、頭のスイッチが入ったり切り替わることがあります。毎日ではありませんが、疲れが残っている朝もシャワーを浴びるとシャキッとして頭がスッキリし、良いアイデアが浮かんできます。

それが自分の習慣となったのは呼吸器外科医として忙しくしていたころだった気がします。あまりはっきり覚えてはいませんが。習慣となる前はなんとなく朝にシャワーや風呂に入ることはあまり良いイメージがありませんでした。

朝に風呂ってなんとなく贅沢な気分ですし、私が思春期の頃に友達の間で広まった、朝シャンはハゲるという噂が案外深層心理に残っていたりしたから(笑)

今思えば汚れや皮脂を落とすのに回数はあまり関係なく、皮脂が多い人は朝に洗髪しても問題はないのですが、子供の頃に言われたことはけっこう頭に残るものです。他にもドライヤーを使うとハゲると誰かに言われてからは自然乾燥にこだわっていました。今思えば噂に振り回されておバカなことをしていたものです。

今では薄毛の原因や治療法も色々わかってきて、むしろ必要なのに洗わない、ドライヤーで丁寧に乾かさないことの方がむしろ髪に良くないとちゃんとわかっています。

ちなみに、私は救急と麻酔科という、医者の中でも最も瞬時にスイッチをONに切り替えることが求められる科に長くいたせいか、仕事への切り替えは慣れています。皆さん緊急オペというと、医者はダッシュして1秒でも早く手術室に入ることが求められるくらい急ぐイメージがある様ですが、実際には手術の準備や家族への連絡、同意書などの手続きをしていると実はけっこう時間がかかっています。

もちろん切迫早産など待てない状況ではオペ室に飛び込むこともありますが、救急病棟でショックバイタルであればまずそこで処置をしてある程度安定させないと、そもそもオペに耐えられません。消化管穿孔や心筋梗塞など、全身麻酔をかけて体に負担をかけても耐えられるだけの状態でないとオペまでいけないのです。逆に言うと緊急オペをする患者はある意味オペに耐えられるだけの余力がまだあることが多いのです。

ところが救急医や三次救急までしている病院の麻酔科医は、まさに1分1秒を争う状態に良く出会します。当直室で熟睡していたらPHSで呼ばれ、その2分後にはオペ室で輸液を全力でポンピングしている、そんなことよくあります。気持ちよく熟睡という、脳も体も活動0%から2〜3分後に100%のパフォーマンスを発揮しなくてはなりません。色々な科がありますがそこまでの切り替えを求められるのも少ないのでは。

そんな切り替えの速さが身についていると、普段の生活でもその癖が出てしまいます。特にDMATという災害医療チームの研修を受けたり救急をしていると、何かコトが起きた時にまずその重大性、危険性、起きていることを瞬時に把握し、それに対して必要な助けや処置を冷静に考える癖がついています。

例えば家で誰かがガシャーンとガラスを割った時に駆けつけると、まずは状況を分析し、ガラスの飛び散った範囲を見極め、要救助者の怪我の有無を確認し、ガラス片に囲まれている場合にはまずそこからどう出せば良いかを考え、同時に二次災害を防ぐために自分の防御法も準備し…、などと。

反面、例えば家のキッチンで誰かが鍋をひっくり返した時に現場を見て、鍋の温度は低温、火傷のリスクはなし、身体にはどれくらいかかっているか、ひっくり返した汁が飛び散った範囲は、怪我は…、などと冷静に分析し、これは本人の手で片付けられる、自分の助けはなく解決できるなと判断したら大丈夫だねとつい本人任せにしようとしてしまったり(笑)

当然手伝ってと怒られます。何も考えずに手助けすれば良いものの、あまりに冷静かつ客観的に分析しすぎて、これは本人で片付けられる災害、これは私の助けが必要となるレベル、これは他の人の手が必要となる事故、などと分類しちゃうのです。

これは救急医あるある?

いや、おそらく単に仕事の癖と合理的に物事を考える私の性格が合わさっただけのことでしょう。

話ちょっとそれましたが、皆さんも頭の切り替えのスイッチ、仕事のオンオフの切り替え方、色々あると思います。上手に使いこなすと自分のペースをコントロールできるし、煮詰まった考えをリフレッシュすることもできますよね。以前はランニングすることもその方法の一つでしたが、忙しくなってからは全然しなくなってしまいました。

ちなみに、施術には200%集中して全身、全神経使うので、施術が終わるとドカッと疲れが出ます。オーバーヒートしそうな頭を冷やしてリフレッシュするために、実は施術の合間は犬や猫の癒し動画を見たり漫画読んだりしてます。決してサボってるわけではないんです(汗)頭の切り替え方法の一つなんです…

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