ヒアルロン酸治療のメリット

前回ヒアルロン酸治療のデメリットについて書いたので、今回はメリットについてメインで😄
メリットもいっぱいあるのですが、今回はその中でいくつかを。

①比較的短時間でできる
ネットで調べると15分で若返りとか出てきますもんね。
ただラベールの施術時間は平均より長いと思います。
顔のバランスを崩さないように細かく分けて打ったり、注入する際も塞栓のリスクをできるだけ最小限にするためにも逆血確認をしたり、かなりゆっくり時間をかけて注入します。

②ダウンタイムが少ない、施術直後に結果がわかる
切開のオペなどは腫れてしまったり、傷跡が治るまで時間がかかるなどのダウンタイムがあり、仕事を休んだりが必要になってくる場合がありますが、それに対しヒアルロン酸のダウンタイムは少ないです。
多少の腫れや内出血はありますが、大きなものでないことが多いです。
なので施術直後に仕上がりもすぐにわかります。
ただ、少ないとはいえ大きく内出血が出てしまう可能性もあるので大事な用事の直前は避けた方が無難かもしれません。

③痩せてしまった部分に足す治療は脂肪注入でもできますが、ヒアルロン酸注入は足す量のコントロールがしやすかったり、細かな部分に適しています。
脂肪注入は入れた分のどれだけ定着するかわかりませんが、ヒアルロン酸は注入した分だけ結果が出るので、想定しやすいです。
また骨のボリュームロスを改善するのはヒアルロン酸治療が最適だと考えます。

④注入したヒアルロン酸も一緒に年齢を重ねる
治療した部分は変わらなくて、その他の部分だけ老化していくと、施術直後がよくても歳を重ねるほど新旧が混じった違和感のある顔になってしまいます。ヒアルロン酸は時間とともに徐々に溶けていきます。なのでバランスよく顔は老けていくので違和感が出ません。

⑤溶かす薬がある


ヒアルロン酸を溶かすヒアルロニダーゼがあるという点は大きなメリットだと思います。
前回紹介した塞栓症という血管にヒアルロン酸が詰まってしまう合併症などが起きた場合も、ヒアルロニダーゼを緊急注入することで合併症を最小限にすることができます。それはすごくメリットだと思います。
また、施術後に結果が気に入らなければ、最悪溶かすことができます。
(施術する医療者としては気に入らない結果になるというのはできる限り避けたいので、事前にしっかりカウンセリングをしています。)
最悪元に戻れるって、治療を受ける側としては保険的な感覚があって施術を受けやすいんじゃないかなとも思う一方、ヒアルロン酸治療は手軽感からかオペを受けるときより簡単に治療を受けてしまっている人が多いんじゃないかとも思います。どこのクリニックのどの先生にしてもらおうと事前にしっかり調べて決めている人はオペに比べるとヒアルロン酸治療は少ない気がします。なので他院で何となくヒアルロン酸治療を受けたくて受けて、納得しない結果になってしまい、ヒアルロニダーゼで溶かしたいと来られる患者さんもいます。確かにヒアルロニダーゼを使えば、注入したヒアルロン酸は溶けて元には戻れますが、ヒアルロン酸治療、ヒアルロニダーゼ治療代両方お金がかかります。さらにヒアルロニダーゼはヒアルロン酸に比べるとアレルギーのリスクがかなり高いです。ここまで考えることも大事かなと思います。

ヒアルロン酸治療はデメリットがあっても長年無くならない治療です。それはメリットの方が大きいからだと思います。
ヒアルロン酸治療は一見簡単そうに見えて、自然にバランスよく患者さんの悩みを解決するのは結構難しい治療でもあります。
なのでヒアルロン酸治療も、この先生なら任せれると思えるドクターにやってもらうのがいいと思います。

関連記事

  1. たれ目院長ブログ 〜ヒアルロン酸注入治療について語る動画がY…

  2. たれ目院長ブログ 〜注入治療テクニックのMD-codesも進…

  3. 横顔

    たれ目院長ブログ 〜今年は『Eラインビューティー』プロジェク…

  4. たれ目院長ブログ ~2020年も『注入治療』頑張ります!~

  5. たれ目院長ブログ 〜有名になりたい欲0%、技術を極めたい欲1…

  6. たれ目院長ブログ 〜小顔ボトックスは頬がコケる!でも本当は元…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。