たれ目院長ブログ ~2019年最初のセミナーは大阪!~

 

今年もセミナーで色々なところに行くと思いますが、第1弾は大阪でした。ササセ皮フ科クリニックにてヒアルロン酸のトータルフェイシャルトリートメントセミナー。今回のモデルさんは従来の方法では難しい症状で、参加されたドクターもヒアルロン酸で治療するのは難しいだろうと思っていたと思います。しかしそこはインストラクターの名に懸けて、というよりは最先端のヒアルロン酸注入治療はこんなことまでできるんだ、ということを多くの人に知ってもらいたくて頑張りました(^_^)

ヒアルロン酸を使ったリフトアップ、若返り、輪郭治療の本質はボリュームロスを改善させること。人は歳をとると必要だった脂肪や筋肉や痩せていき、逆に不必要な部分が増えていきます。さらに、脂肪や筋肉だけでなく土台となるべき頭蓋骨が縮んで小さくなっていきます。その減ってしまったボリュームをヒアルロン酸を使って元に戻すと、若いころの骨格に近付くためにナチュラルに若返るわけです。ヒアルロン酸以外にシリコンや脂肪など様々な素材がありますが、弾力やリフト力が最適なものを選べてかつ安全な素材であるヒアルロン酸が主流になりつつあります。

ただ、ヒアルロン酸はボリュームアップは得意ですがボリュームダウンはできません。ちょっとふっくらとされた方はまずはボリュームダウンとなる治療を優先するので、普通はヒアルロン酸を注入しようとはしません。しかし、ふっくらとされていても土台となる頭蓋骨はそれなりに委縮しており、その土台を補う治療はある程度は必要なのです。それによってちゃんと若々しい表情となり、フェイスラインや輪郭もシャープになります。そのことをセミナーでは丁寧に説明し、実際に注入テクニックを披露し、ポイントや注意点をお伝えしました。

その結果に参加されたドクター方から、まさかヒアルロン酸でここまでできるとは!、と驚きの感想をいただき、嬉しいながらも内心ちょっとほっとしておりました(^_^;)。さらに嬉しかったのはモデルとなった患者様自信が治療効果に満足して喜んでいただけたこと。これがあるから医師としてやっていけるんですね。冷静に考えると医療行為というのはエステや化粧品とは異なり、仕組みや効果がある程度わかったことをします。当然その効果や改善度は大きい反面、リスクも高くなります。人の体にメスや針を入れる以上、機械を扱うようにいつも同じ結果となるわけではありません。治療は細かい部分も考えると常にオーダーメイドとなりますし、どれだけ気を付けていてもわずかに予想とずれたり併発症が発生することがあります。冷静に考えると医療というのはすごいことをしてるなあと思いますね(^_^;)

今回会場をお借りしたササセ皮ふ科クリニックの笹瀬院長は、見た目も話し方も穏やかで安心感があり、多くの患者様から愛されているのも納得できます。セミナーにナースの方も積極的に参加されて勉強熱心でした。皆さまおつかれさまでした。

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