たれ目院長ブログ ~ナチュラルに若返る、違和感のないアンチエイジング時代へ~

医療は日々進化します。それは美容医療においても同じで、数年前までは当たり前のようにされていた治療が今ではほとんど行われない、といったことはよく起こります。ドクターや医療関係者だけでなく、美容に興味ある方もその変化についていかなくてはなりません。

かつて私が医学生、研修医であった頃は、大きなオペをして顔をガラッと変えてしまう整形手術が流行っていて、テレビでも美容整形手術で大きく人生を変える人が取り上げられるバラエティ番組が人気ありました。美容医療に興味があった私は、当たり前のようにいずれはそんなオペをしたいなと漠然と思っていました。その後麻酔科や外科を経て、さあ美容医療にと思った時には時代が変わっていました。

以前と異なり、美容医療は大きなオペで顔を作り変えちゃうというよりは、ポイントの治療で印象や雰囲気を変えるプチ整形の時代となっていました。自分本来の顔を大きく変えることなく、ナチュラルに違和感なく、ちょっとした変更で印象を改善させるプチ整形は、ダウンタイムもリスクも少なくて、美容医療に対する抵抗感も抑えられ、若い世代にも受け入れられていき、今では脱毛から二重埋没まではごく当たり前で、もはや整形したとすら認識されないぐらい。

私もいわゆるプチ整形は当然大賛成で、目元だけでなく顔全体の印象を大きく変える二重の埋没法は目元が厚ぼったくなりやすいアジア人には相性が良い治療だと思いますし、肌をつるっとするためにも脱毛レーザーは自分の家族にも勧めてるくらいです。プチ整形はそういった目的のために受けるものと思われていますが、実は内面的な変化が人生に与える影響が大きいのです。

他人から見ててあまり気にならない部分でも自分ではどうしても気になってしまう、そういったコンプレックスと感じる部分を少し良くするだけで悩みが吹っ切れ、何事にも積極的になれる。それこそ恋にも仕事にも前向きになり、明るくなれた方が多くいらっしゃいます。彼女、彼らは何かを習得したり能力を得たりしたわけではなく、ただ自分の心の枷を外しただけです。その後の人生、活躍はもともと自分に備わっている能力、才能ですが、ちょっとしたコンプレックスのためにそれが発揮できないでいただけなのです。

美容医療はただきれいにする、若くするだけでなく、外面的な変化が内面に良い影響を及ぼし、それによって思考や行動パターンまで良くすることができ得る医療です。これは美容医療に携わる医療関係者であれば共感していただけるはず。

今は大変良い時代になったと思います。かつてのリスクの高い治療の多かった時代から、効果は高くてもリスクは少なく、あくまでナチュラルにきれいになる治療が主流となってきました。治療の理論や仕組みも研究され、より高い効果が安全に得られるようになっています。

アンチエイジング治療としては、ヒアルロン酸とボトックスの扱い方が研究により進化し、ナチュラルにきれいになる、若返るということも可能となりました。以前はヒアルロン酸の品質が低かったり、ボトックスの扱い方がドクターの中でも模索中だったこともあって、治療後に顔が強張ったり違和感が出てしまうことがよくありました。その時の印象が大きく広まってしまい、ヒアルロン酸、ボトックスは変な顔になる治療だ、という認識が広まってしまったのはよく知られている通りで残念なことでした。

それを思うと現在は正しい扱い方がわかってきており、上手なドクターに手にかかればかつてのような違和感は無く、とてもナチュラルに若返ることが可能となりました。従来よりも深いところにヒアルロン酸を配置して骨格から若返りを図ります。そうすると人はただ単に若い頃の顔に近付いていきます。そう、この治療は作り変えるのではなく、ただ単に若返るだけ。それだけなので、整形外科手術のように別人になるような変化を期待する人にとっては思ってたのと違う、となってしまうので、治療のポイントをよく説明し、理解いていただくことが重要です。

ただし、骨格から若返る仕組みを応用すれば、若い人であっても顔の輪郭をきれいにし、フェイスラインを整えることが可能で、ヒアルロン酸の特徴を活かせばシャープなフェイスラインにも丸みのあるフェイスラインにも、どちらにも近付けていくことができます。つまり、ヒアルロン酸とボトックスは年配の人の若返り治療だけでなく、若い人であっても輪郭を整え、優しい表情にし、きれいなお顔へとすることが可能です。ヒアルロン酸とボトックス治療の本質を理解して上手に施術ができれば。

この写真はインストラクターの出張で千里にいった際に。カラフルな傘がきれいに並んでいて、これだけでも何となく楽しい気分になってしまいます。

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