こんにちは、松元です。
先日、「このインスタグラマーさんみたいな顔を目指しています」という患者さんがいらっしゃいました。
その方がおっしゃるインスタグラマーさんは全顔整形を公表している方とのことで、
大体そういう時にわからないことが多い私は
どんなお顔かな?とその場で見せていただきました。
結果、素直に「とても綺麗」と感じました。
特に印象的だったのが、輪郭の美しさです。
輪郭とパーツのバランスが絶妙で、全体の調和がとても洗練されていました。
診察が終わってから思わず私もインスタをフォローしました(笑)
美しさの要は輪郭
その方を見て感じたのは、全顔変化といっても最も結果に貢献したのは「輪郭」ではないかということです。
もちろん目や鼻などのパーツにも手が加えられているようですが(予想じゃなくて公表されているので)、おそらく元の輪郭のままだとどこかに違和感が生じた可能性があります。輪郭を整えることで、パーツの美しさが引き立ち、全体のバランスが取れるというのを改めて実感しました。
その美的センスに感嘆
さらに感動したのは、整形前のお顔も公開されていることから、元々の美しさを活かした治療が行われている点です。
顔全体に変化を加えつつも、その方が持つ美しさを最大限に引き出す治療が施されていると感じました。
別人になるのではなく、あくまで美しいしも分を目指す姿勢、
美容医療で自分の美しさを底上げする、それを実現している美的センスに感動しました。
おそらくそのインスタグラマーさんは、
自分の顔、自分の好きなポイント、そして自分が思う美しさに対して非常に真剣に向き合い、
緻密に計画を立ててきたのでしょう。
これはなかなかできることではないと思います。
美容医療のあるべき姿
美容医療の本質は、その人が持つ美しさを最大限に活かしながら、理想に近づくお手伝いをすること。
そしてそれによって患者さんが幸せになること、と考えています。
誰かの美しさに憧れる気持ちは自然なことですが、
それをそのまま真似るのではなく、自分自身の個性を活かしつつ、バランスを整え、
その憧れの要素を取り入れていく姿勢の方が現実的な考えだと思います。
美容医療に携わる者として、これからも患者さん一人ひとりが持つ美しさを引き出し、
バランスを大切にした治療を心がけていきたいと思います。
それではまた。
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