難しい症例とは

患者さんには全く美容医療受けたことない人から、ガッツリのオペも含めて色々やったことある人まで様々な人が来院されます。
毎回、患者さん1人1人に合わせてカウンセリングをし、その人に合った治療を提案しています。
そんな毎日の中でもやっぱり、いろんなクリニックで色々な施術をしてきた人は難しい症例だなと思うことが多いです。

難しい、大変だなと思う症例。

①色々なクリニックで嫌な経験をして、間違った情報の呪縛から離れられない人
例えば、「ボトックスをしたら変な顔になるから絶対に嫌だ。」という患者さん、結構多いです。
多いのは額のボトックス。
ボトックスは適応と、注入する量、場所などを考えて施術すればすごくいい施術です。
呪縛を解くのに結構根気が入りますw
気合いを入れて、呪縛が解けるまで私は諦めません。

②ある1箇所のみを何度も治療し、満足できず、また同じ箇所の相談をされる方。
先日も法令線を主訴に来られた患者さんがいました。その患者さんは今まで色んなクリニックで法令線ばかり治療をしており、ぶっちゃけほとんどありません。
ではなぜ今回も法令線の治療を希望されているのか。
法令線を治療すれば若くなれるんじゃないかという思いがあるからです。
それは間違っています。
法令線ばかり治療され、そのほかの部分はそのままだと顔の中のバランスが崩れ、むしろ治療する前の方が良かったなんて場合もあります。
治療されてきた法令線に合わせて、他の部位の治療が必要だということを丁寧に説明をし、治療をしバランスを整えていきます。

③色々治療してきたのになぜか、次から次へと悩みが出てくる方
毎回美容歴を聞くのですが、こちらの頭が混乱するくらい色んなクリニックで色んな施術をしてきたという患者さんもいます。
私が思うには2パターンあります。

1つ目は、「なんかやりたい」人。
一定数います。そしてその気持ち理解できる部分もあります。せっかく買い物に来たんだから、なんか買って帰りたいという気持ちと同じ感じでしょう。
理解しながらも、必要ないと思う場合はハッキリとやめておきましょうといい、他に必要だと思う施術、やっておいて損はない施術などがあればそちらをお勧めします。

2つ目は、「綺麗になりたくてやったのになれなかった」人。
これは忙しくてきちんとドクターがカウンセリング、アセスメントできていない、患者さんの希望する施術だけをやるクリニックをハシゴした患者さんに多いです。
綺麗になりたくて施術を受けたのに、顔全体のバランスなどを考えていないために顔の中でバランスを崩してしまい綺麗になれない。→さらに何か施術を受ける→またバランスを崩す の負のループに陥ってしまっている人です。
この負のループに陥っているバランスが崩れた顔を整った理想の顔に持っていくのには、しっかりしたカウンセリングとアセスメント力が必要です。

有難いことに「注入を是非先生にしてほしい」と言ってくださる患者さんが増え、色んな症例経験をさせて頂いています。毎症例経験を活かして次に活かしていきたいと日々努力です。

でもどうしても困ったな〜誰かに相談したいなと思う症例があると、迷わず新井先生に相談しています。
新井先生の経験をシェアしてもらって、自分の知識を増やしています。
いろんな先生にその環境が羨ましいと言われます。そして「いいでしょ?」と毎回返していますw

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