ヒアルロン酸治療ここまでできる

明けましておめでとうございます。
2022年最初のブログです。マイペースに更新していきたいと思っています。

さて今年の目標は毎年恒例のダイエットwを始め、色々あります。
仕事に関しても色々ありますが、1つは、
注入治療をもっと深めつつ、他の治療についても患者さんの相談に少しでも詳しく乗れるように幅広く勉強していきたいと思っています。


今日は症例をまず紹介します。


60代女性です。
beforeは2021年3月で、afterは2021年12月です。
9ヶ月の間に分けて治療し、ヒアルロン酸は合計11本とボトックスを使っています。
糸やオペはしていません。ヒアルロン酸とボトックスのみで治療しています。

たるみ=糸やフェイスリフトのようなオペ
と思われている方もいるかもしれませんが、注入治療でここまで改善します。そして何よりも自然です。

たるみの1番大きな原因は骨格の痩せです。
顔の骨が痩せ、支えきれなくなりたるみます。
その痩せてしまった骨格をヒアルロン酸を注入することでその人の元々の骨格に近づけてあげると、元々の位置に戻りたるみが改善します。

ヒアルロン酸注入治療は全体的にバランスよく治療できるので、自然です。

何が言いたいかというと、、
加齢によるたるみが気になるけど、オペはまだちょっと、、糸もなぁ、、、、と思っている方の他の選択肢としてまずヒアルロン酸治療をやるという手もあるんだよと伝えたいです。

加齢とともに、骨は痩せ、脂肪も痩せ、さらに脂肪は下垂、支持靭帯も緩み、皮膚の弾性力も低下します。
これら様々な変化が同時に起こるので、様々な治療を組み合わせる必要があります。

ヒアルロン酸治療だけでは悩みの全ては解決できません。

この方はヒアルロン酸治療で骨格の痩せや脂肪の痩せを改善させました。さらに治療をするとしたら、ヒアルロン酸でさらなる骨格の痩せや脂肪の痩せを改善したり、下垂した脂肪を糸治療で移動させる、または脂肪溶解注射などで溶かして無くしてしまう、HIFUなどの機械でSMAS層を引き締めたり、皮膚自体の引き締めを行なっていくことが可能です。

美容医療=少しネガティブなイメージで周りの人に美容医療していると言えなかった時代から、少しずつ変わり、美容医療=美容院に髪の毛のメンテナンスに行くかのように普通に通う時代になってきました。
自分のお顔を大事に、定期的にメンテナンスしてあげるお手伝いができたらなと思っています。

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