なぜ注入治療専門クリニックで働く私がオペを勉強するのか。

先日、親友の働くあいち栄クリニックに、オペの勉強をしに行かせてもらいました👨‍⚕️👩‍⚕️🏥

そのクリニックの理事長こと横山先生👨‍⚕️と私の親友さおり先生についてはインスタに書いているので是非そちらを読んでください。

Dr.Manaka のインスタ

今日はなぜ注入専門のクリニックに勤めているのにオペ見学に行くのかについて書こうかと思います。

現代の美容医療はホント色々あります。
美容医療はどんどん進歩し、ダウンタイムがほとんどなく手軽にできたり、昔なら諦めていたことができるようになったりしています。

施術にはそれぞれ良い面悪い面どちらもあるし、部位や悩みによって適している、適していないなどがあります。
また患者さんの悩みによっては別の治療の方がいいなと思うことがあります。
例えば「しわをなんとかしたいんで、ボトックスお願いします」と来られ、よくよく話を聞いてみると、そのしわというのは法令線のことで、法令線はたるみや骨の痩せ、脂肪の下垂によるものなのでうちのクリニックだったらヒアルロン酸や脂肪溶解注射、他院だったら糸や、表面に少しだけなら脂肪注入、他にもオペなんかも考えられますがボトックスでは難しいなと思います。

どんな施術がいいか分からずとりあえずこれかな?と思って来られる方が多いです。なのでその患者さんに私たちドクターは適切にアドバイスできなければいけません。

また、私は注入治療を専門にやっていて、注入治療でかなりアンチエイジングや綺麗になることができると思っていますが、患者さんの悩みや希望によっては注入治療以外も選択肢として入れた方がいいと思うときもあります。
例えば、「鼻を高くしたい」と一言で言ってもどれくらい高くしたいかで変わってきます。ヒアルロン酸で筋を出してある程度は高くすることはできますが、ある一定以上はプロテーゼなどのオペが必要になってきます。
逆のパターンもあります。
フェイスリフトなどのオペや糸じゃなきゃフェイスラインのたるみはダメだと思っていて、でも糸やオペは怖くて諦めていた患者さんに、ヒアルロン酸で元々の綺麗なフェイスラインに戻りますよと説明し、実際にヒアルロン酸治療をして喜んで帰られました。

患者さんにとってベストなゴールに向かって欲しいので、注入治療以外も勧めるときがあります。そのときに患者さんにその悩みにはどの施術がいいのか、なぜその施術がいいのか、そしてその施術がどんなものかなどをきちんと伝えたいので、知識として知っておくために勉強しています。
あとは、自分がどんなオペやってるか見たい!!という気持ちで見学させてもらってます。元々循環器内科ですが、内科の中では外科に近いと言われるほど、小さなオペはやってたので、そーゆーの好きなんです🙋‍♀️笑笑

2021年もまたあいち栄クリニックにオペ見学させてもらいに行きたいし、他のクリニックにも勉強しに行きたいなと思っています。
見学していいよと言ってくださる先生いたら教えてください。

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