「伝える」と「伝わる」は違う ーメンズ注入セミナーを終えて

10月27日、ラベールミラクリニックにて

「メンズフェイシャル注入セミナー 初級編」を開催しました。

今回で初級セミナーは3回目。

「前回よりも、もっと良いセミナーを届けたい」

──そんな想いで、準備を進めました。

 

「伝える」前に必要なこと

 

今回、特に意識したのは、

「この人の話を聞こう”と思ってもらうには、どうすればいいか?」ということ。

どれだけ情熱を込めて話しても、耳を傾けてもらえなければ意味がありません。

以前、話し方を学んだときにこんなことを教わりました

  • 人は好感を持った相手の話しか聞かない

  • 興味があることしか聞かない

  • 自分の都合のいいように聞き取る

  • 言葉として残るのはたった7%

つまり、

  • 講義の前に、私自身への親近感や信頼感を持ってもらうこと

  • 相手の「聞きたいこと」をきちんと盛り込むこと

  • 大切なポイントは繰り返して伝えること

が重要ということ

 

これらを意識し、

退屈せず最後まで聞いてもらえるような構成や空気づくりを心がけました。

 

伝えたいことがたくさんあるからこそ、

「自分軸」だけでなく「相手軸」でも考える。

伝えることに必死になるのではなく、“伝わる”ことを大切にしたい──

そんな気持ちで臨みました。

 

セミナーはカウンセリングと似ている

 

準備をしながら気付いたことがあります。

それは、セミナーはカウンセリングと似ているということ。

もちろん“1対1”と“1対多数”という違いはありますが、

相手の反応を見て、言葉を選び、空気を読みながら

大事な情報を届けるという点では共通しています。

だからなのか

今回のセミナーを終えてから、自分のカウンセリングに変化を感じています。

相変わらず難しくて、毎回が真剣勝負ですが、

前よりも自然体で、自分らしく患者さんと向き合えている気がするのです。

 

“どうしたら伝わるか”を一生懸命考えた経験が、

日々の診療にも活きているのだと思います。

 

正解はひとつではない、だから面白い

 

午後のインジェクションは、男性モデルさんに5本(5cc)の注入を行いました。

ご本人の希望と自然なバランスを両立させるには、どこにどう配置すべきか──

新井先生、多賀谷先生とのデイスカッションは大いに盛り上がりました。

「正解がひとつではない」ことは注入治療の醍醐味の一つです。

普段は一人で治療にあたっている先生方にとって、

様々な視点や考え方に触れることは、新鮮で刺激的だったのではないでしょうか。

「こんな考え方もあるんだ」と知ることは、自分の幅を広げる第一歩です。

 

おわりに

 

ラベールのアカデミーで注入治療の面白さを教えていただいた私が、

今は「伝える側」になり、その魅力を発信している

本当にありがたいことです。

今回のセミナーで何かが伝わり

先生方の注入治療を一歩前進させるきっかけになれば嬉しいです。

 

貴重な機会をくださった新井先生、千春マネージャー、

そして準備や運営を支えてくれたラベールのスタッフの皆さんに、改めて感謝いたします。

 

患者さんに治療させていただくのと同じくらい、

セミナーで“伝える“ことも、やりがいのあるお役目だと感じています。

いつものポーズで記念写真

午前の講義風景、先生方が沢山質問や発言をしてくださって嬉しかったです!

今回のおやつは栗きんとん、私の故郷の銘菓です。

午後のインジェクションも質問やデイスカッションで盛り上がりました。

 

 

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