嬉しいことも悲しいことも

師走に入りました。

あと少しで今年も終わり、時の過ぎるのは年齢とともに早くなると言いますが本当にその通りです。

 

振り返ると今年はいろんなことがありました。

2月までアカデミーで学んだことはあまりにも大きな経験でした。

この年齢になって(という言葉はあまり好きではありませんが)

ここまで意欲をかき立てられるものに出逢えたことは幸せです。

その後ラベールに入職させていただき、新井先生や多賀谷先生、松元先生の近くで刺激を受けながら注入治療に従事できるとは、

新井先生とグアムに解剖実習を受けに行けるとは、

年初には予想だにしていませんでした。

自分が好きなことを最高の環境でしていることに今更ながら驚いています。

「勇気を出せば自分の人生は自分でどのようにでも変えていけるんだ」

と知ったことは今年一番の収穫です。

 

悲しいこともありました。

7月の末に義母が亡くなりました。

様々な病に見舞われながら何度も奇跡の復活をとげた義母がまさかあんなにあっけなく逝ってしまうとは。

いなくなってからその存在の大きさを感じています。

最近はまた義母のことを思い出すことが増えました。

義母の煮た黒豆やきんとんは子どもたちも私も大好きでした。

ついたお餅と一緒にぜんざいを鍋ごと持たせてくれたのは今年に入ってからのことです。

もう二度と食べられないんだ

ちゃんと習っておけば良かった

レシピを受け継ぐことができなかったことが悔やまれます。

 

嬉しいことも悲しいこともたった一年後のことすら予測できませんでした。

そう考えると、たとえ何もない一年だったとしてもそれはありがたいことかもしれません。

2024年は忘れられない年になりそうです。

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