新井式注入治療を学んで変わったこと

私はラベールの他にも大府市のクリニックと東区の婦人科クリニックで勤務しています。

先日婦人科クリニックのスタッフから

『前原先生は聴き上手だから患者さんがいっぱい話していきますよね』

と言われました。

『そうかな〜』

と普通の顔で答えつつ褒め言葉は聞き逃しませんでした。

「聴き上手✨」

それはさておき、改めて振り返ると

私の外来での姿勢がずいぶん変わってきたことに気がつきました。

患者さんに自分の言葉で話してもらうこと

自分が話しながら患者さんがどう受け止めているかよく見ること

自分の意志で治療を選択できるように公平な話し方をすること

そのクリニックで取り扱っていない治療についても紹介すること

どれも新井先生のカウンセリングから学んだことです。

ラベールの注入治療アカデミーでカウンセリングの演習をした際、

『保険診療の感じが出ている。』

と評され悪いことではないと言われましたが、

確かに以前の私は

聴くことより話すことの比重が大きかったと思います。

長年の癖を修正するのは簡単ではなく

まだまだ新井先生のようにはできませんが

日々心がけることでちゃんと成長していた

と気づけたことは嬉しい発見でした。

新井式注入治療のカウンセリングマインドは

注入治療だけに留めておくのは勿体無い

慌ただしい保険診療にもそのエッセンスがあると

いいんじゃないかな

ホッとしたような笑顔で帰って行く方を見送る度にその思いを強くしています。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。