先日仕事で名古屋に来たからと初めてラベールに来てくださった患者さんがすごくお綺麗だったので、今まで何か美容医療されていましたか?と聞いたところ、定期的にHIFUやヒアルロン酸注入治療をされているとのことでした。
やはり定期的にメンテナンスとして美容医療を続けることはいいんだなと改めて思いました。
ここ数年で美容医療に対してのハードルは低くなってきたのではないかと思っています。近い将来、美容院に行って髪を切ったり、カラーリングしたり、トリートメントするように、美容クリニックに定期的に行ってメンテナンスとして美容医療を普通に受けるようになるだろうなと思います。
美容医療が普通になるためには、正しい知識が広まることが大事です。
「ボットクスすると変な顔になる」
「エラボトックスするとたるむ」
患者さんからこういう言葉をよく聞きますし、ネットなどでもみます。
これらはある意味ホントです。
ただ、言葉が足りません。
言い換えると、
「ボトックスの使用量が多すぎると効き目がその分強くなり、その部分の筋肉が全く動かなくなるので、表情がなくなりすぎて変な顔(その人の好みではない)になる場合がある」
「額のボトックスをうつ場所が外側まで打ててなかった場合は外側だけ眉毛が上がってしまい、スポック船長のような変な眉の形になってしまう(好みです。その眉がいいと言われる方ももちろんいます。)」
「エラボトックスをすると、咬筋が小さくなるので今までエラのハリで目立たなかっただけのコケやたるみが見えてくる」
などです。
使用量に関してはその人の適量をカウンセリングや何回か治療していく上で見極めていきます。初めてボトックス治療をされる患者さんに関してはマイルドめの量で治療し、経過観察の際にあまりに効きがいまいちだなと判断した場合は追加治療したりします。定期的に通っていただけるうちに好みや適正量を見極めていきます。
スポック船長(わからない方はネットで検索したらすぐ出てきますよw)のような外側の眉だけが上がっている状態になるのは、前頭筋が広く外側まで広がっている人の場合に起こることがあります。事前にカウンセリングの際に見極め外側まできちんとうつようにはしていますが、思った以上に外側の前頭筋の発達が強い場合は起きてしますこともあります。(マニュアル通りに打っていると頻発してしまうので、カウンセリングでの見極めが大事です)当院では経過フォローに必ず来ていただくので、その時に気になる方は追加治療します。
以前マネージャーの眉がスポックブロウになっていたので追加治療した経過写真です。
エラボトックスをすると咬筋がかなり張っていた方は顔を小さくすることができます。その一方で張り出していた咬筋によって今まで目立たなかっただけのたるみやコケが逆に目立ってくるので、その治療もセットでしていかなければならないことが多いです。予算的にそこまでセットでできない場合は、今のまま咬筋を縮めないで、その分の予算を他に回す方がその人にとって綺麗なお顔になる場合があります。それはカウンセリングの際にしっかりと見極めどちらの場合もお話して、患者さんに決めていただけたらと思います。
ネットは便利ですが、正しい情報、正しくない情報、正しいがもっと奥がある情報など色々混じっています。
正しい情報を伝えるために事前のカウンセリング時間をしっかりとってお話しして、そしてその人の好みや適正量を見極めるのが大事だと思っています。
クリニックに来ると緊張して、短いカウンセリング時間だと話したかったこと、相談したかったことが全然話せなかったとなってしまう方もいると思います。なのでできるだけ、話がしやすい環境づくりとカウンセリング時間を確保するように意識しています。
現在環境強化のために内装工事中です。
2021.4.6リニューアルオープンです。
気軽にカウンセリングに来ていただけたらなと思っています。
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