たれ目院長ブログ 〜全層注!ヒアルの呼吸拾壱ノ型、『凪』!〜

注入治療の柱となりたいと考えているたれ目院長です。施術は常に全集中で行います。

ヒアルロン酸注入でリフトアップや若返り、輪郭改善、顔のバランスを整えて可愛くや綺麗になどの印象も改善できる、などなど色々な治療の型が約10個ありますが(笑)、超上級のポイントにはたれ目院長オリジナル、拾壱以上の型が出てきます!

ヒアルの呼吸拾壱ノ型、『凪』!

これは、諸々の技を繰り出してもまだやっつけることのできない、手強いシワに対して繰り出されることがある奥義です。この技によってまるで波一つない凪いだ水面のような、シワのないつるっとした皮膚にしていきます。

よく使うのは法令線です。法令線はまずは大きな原因である頬のたるみと鼻翼基部の窪みを改善させるべく、頬骨からリフトアップをして次に鼻翼基部の凹んだところを頭蓋骨の深い層から起こしていきます。そして次に皮下脂肪のボリュームロスを改善させることで多くの法令線はナチュラルに消えていきます。ここまでで使うのは全てヒアルロン酸のみです。

そこまでしてもまだ残る法令線は、他にいくつかの原因があります。一つは下垂してきた脂肪。下図の赤斜線の部分にある膨らみはたるんできた表面の脂肪であり、これが膨らんでいるから相対的に法令線があるように見えるので、この脂肪を脂肪溶解注射で減らしていきます。

 

 

それでも残る法令線の原因その2は、皮膚の厚さによる段差。これまた下図の青斜線のエリアは皮下脂肪が少なくて皮膚の厚さがどんどん薄くなってしまいます。ここにつながる部分の皮膚の厚みを元に戻してあげると法令線が最終的に消えていきます。

 

この皮膚の厚みを増やすために使う技が拾壱ノ型『凪』!

具体的に言ってしまうと、やわらかめのヒアルロン酸を真皮の層に注入していきます。カニューレでは真皮層にうまく入り難いのでこの時は鋭い針をあえて使っていきます。そのため、カニューレに比べると少し痛いのと、どうしても皮下出血が出やすくて、ちょっとした腫れや赤みが残りやすいこともあり、やはり上級者向けの治療になると思います。

これを上手に行うと、どうしても取り切れなかった法令線を最終的に消すことができます。赤みや腫れは出たとしても数日で落ち着いてきます。

私は、他でやってもどうしても残る法令線をなんとかしたい、若過ぎても良いから徹底的に法令線を消したい、という強いリクエストがあった場合にこの施術をするようにしています。その際は赤みや腫れがしばらく出てしまっても良いか、皮下出血が出てしまっても大丈夫かを確認した上でですが。

万人向けの治療ではないので、通常の治療の際に提案したりアセスメントに入れることはありません。いくつかの問題が出るからです。痛みや赤みなど以外にも若くなり過ぎたり、他の部位の治療が足りないと顔の中での治療バランスがそろわない恐れもあるなど。

ただ、患者様がもしそこまで本当に望めばそれに応えられる『技』を備えておくのは大事なことかと思います。プロとして…。いや、柱としては…笑

(すみません、ちょっとふざけすぎたかも…。でも内容は真剣です。)

 

 

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