ボライトと施術ドクター

「おすすめのドクター教えてください」と言われることがあります。ヒアルロン酸、ボトックスであれば、私です!ってお答えすると思います。「この先生どうですか?」と聞かれたら、ヒアルロン酸ボトックスであれば、SNSで発信しておられることや症例写真からお答えできることもあります。しかし、自分のする領域以外の施術は細かい所までは残念ながらわかりません。実際に自分がやっていただいた先生のことを自分のお顔を見せるという形でおすすめすることくらいしかできません。
美容ドクターである私にでも難しい質問なので、多くの患者さんにとってもドクター選びはかなり難しいと思います。また、オペならドクターの技術で結果に差があるということはわかるけど、機械治療や注入治療なんかもドクターで結果に差があるということを知らない患者さんは多いと思います。

ボライトもその1つだと思います。ボライトは肌育効果のあるヒアルロン酸注入剤です。(ヒアルロン酸と聞くと、頬コケや額、唇などボリュームを足したり、法令線やたるみを改善するために注入するイメージがあるのかもしれませんが、肌の保水性や小皺の改善を目的とするヒアルロン酸注入剤もあります。)

ボライトはその中でも一般的なヒアルロン酸と同じく架僑構造を持っているため、長期間皮膚の中にとどまり効果が長く続くといったメリットがあります。
その一方、デメリットもあります。
1つ目は長期間とどまるので、注入層が浅すぎたり、量が多かったりするとボコつきが長期間残ります。1日以内までなら馴染ませることもできますが、3日も経てばボコつきはそのままになってしますので、気になる場合はヒアルロニダーゼで溶かすしかなくなります。
先日も、他院でボライトを注入したあとボコつきが残り、注入した医師に何度も見せに行ったものの1ヶ月以上様子見と言われ続け、さらに溶かしたいと言ってもヒアルロニダーゼを取り寄せなければいけないので今はできないと言われ、我慢できなくなり、当院に来られた患者さんがいました。これは完全な医師の技術不足、勉強不足な上に誠意を感じられません。

2つ目は一般的なヒアルロン酸と同じ架橋剤が入っているため、塞栓のリスクがあります。理論的にはボライトは皮内に打つので塞栓のリスクは低いと考えられていますが、技術不足の医師が打つと手技が安定しないため、入れたい層ではない層に針の先端が入ってしまいその分塞栓のリスクは跳ね上がります。

つまり、ボライトは皮膚にただ打つだけだし誰がやっても同じ!では全くないです。

美容施術は基本的に値段が高いです。しかし高いにも理由がある場合があります。医師の勉強量、技術力、リスクに対する考え方、患者さん1人1人に対する時間などなど……
安いから悪い、高いからいいわけでもないので難しいですが、私は、この先生ならやってみてもいいなと思う先生という基準で選ぶのが1番いい結果になる確率が高いのではないかなと思っております。

最後に…
最近、ボライトの勉強会で母にモデルになってもらい首にボライトを注入しました。当日と翌日の内出血の様子です。



内出血は手技の上手い下手も多少あるとは思いますが、出る時は結構出ます。むしろ出ると思ってもらって、出なかったらラッキーくらいで思ってください。
この写真くらいが私が施術した後の内出血の平均かなと思います。冬にタートルネックの服で隠せる時にするという方も多いですし、気にしないのであれば年中いつでもOKです。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。