年齢を重ねて顔が
「疲れてる感じがする」
という方は多いのではないでしょうか。
これはすごく的を得た悩みです。
なぜなら、実際顔が老化すると疲れている感じになるからです。
- 眉間のしわ
- こめかみのやせ
- 瞼のかぶさり
- 目の下のクマ
- ゴルゴライン
- 頬のたるみ
- 頬のコケ
- ほうれい線
- 口元のやせ
- マリオネットライン
- フェイスラインのたるみ
- 肌のくすみ、乾燥
こうした老化サインが重なって疲れた印象を作っています。
「重なって」というところがポイントです。
老化は顔全体で起きているので
いくつもの老化サインを同時に改善しないとお疲れ感は取れません。
ほうれい線だけ薄くしても「いい感じ」にはならないのです。
「これさえなければ」
と思う方は多いですが
ほうれい線だけなくなってもお疲れ感は取れません。
それどころか
ほうれい線はないのに額や眉間のしわ、頬のコケがあったりすると
「違和感」を感じます。
それは他人も感じますが、自分も「あれ?」と思います。
「こんなはずじゃなかったのに」と。
人間の目は案外鋭く
顔の中の年齢感がバラバラであることをちゃんと見抜きます。
これってちょっとおかしいですよね。
ですから違和感なく自然にお疲れ感を取るには
お顔全体の老化サインを少しずつ取ってあげることが大事です。
こんなことできるの?
できます。
お顔全体をバランス良く底上げするのはヒアルロン酸注入の得意とするところです。
ヒアルロン酸注入とは
顔の老化の一番大きな原因は頭蓋骨の萎縮です。
土台である骨が小さくなるとその上の組織や皮膚はずるっとたるんで下がったり、窪んだり、しわがよったりして
それが額の凹凸、こめかみのやせ、ゴルゴライン、ほうれい線、マリオネットラインなどになります。
骨が萎縮しボリュームが減ったという原因に対してボリュームを戻す、
それがヒアルロン酸注入です。
ヒアルロン酸を骨にくっつけるように注入して小さくなった骨を補強してあげると
ずるっと下がっていた脂肪組織や皮膚が若い頃の位置に戻り、結果お顔が若返ります。
頭蓋骨は全体的に小さくなるので、幾つものポイントを使って全体的に補強します。するとお顔全体をバランスよく若返らせることができます。
ふっくら滑らかにするために皮下の浅い部分に注入することもありますが、
まず骨を若返らせることがナチュラルな若返りであり、お疲れ感の改善への近道です。
老化とは骨のボリュームが減ること
お疲れ感を取るには骨のボリュームを戻してあげることが必要です。
ヒアルロン酸注入はボリュームを戻す治療ですが、
これに加えると良い治療があります。
それはボツリヌストキシン注射です。
ヒアルロン酸の良き相棒 ボツリヌストキシン
老化すると顔の筋肉が拘縮(固く縮む)するため、眉間のしわ、顎の梅干しじわなどの表情じわが現れるようになります。
ボツリヌストキシンを眉間や顎の筋肉に注射すると固い筋肉が緩み表情じわをやわらげてくれます。
眉間がフラットで顎先がツルッとしているとそれだけで優しい印象になります。
ヒアルロン酸で顔の骨格を若返らせボツリヌストキシンで表情を優しくする
これでお疲れ感は取れていきます。
治療のバランスをそろえながら全体的に治療していくと
たとえほうれい線や額のしわが少しあったとしても
全体の印象は
元気そうに
優しそうに
若々しく
変わります。
目の下のクマは手術しないと取りきれないとか
しみやくすみなど肌の問題はまた他の治療が必要ですが
いずれにしても
お疲れ感は治療できるもの、治せるものです。
諦めないでまずはご相談くださいね。
こちらは先日の初級セミナーの風景
注入治療を基本から学びたい先生方に講義とインジェクションをさせていただきました。
記念写真前の一コマ 「新井ポーズはこうだよ」
最後はいつものキメポーズ
患者さんに治療させていただくのと同じくらいやりがいのある幸せな時間でした。