新井先生の治療を見ていてよく感じるのは
まるで画家が絵を描いているようだということです。
「注入後の顔のイメージが完璧に頭にあるからそれを彫り出していく感じなんですよ」
と仰るのを聞くと
仏師が木から仏像を彫りだしていくようだと言ってもいいかもしれません。
新井先生の注入は大袈裟ではなく芸術の領域だと思います。
繊細で的確な注入が少しずつ患者さんのお顔を整え若返らせていく様は
見ていてため息がでます。
とはいえ、ヒアルロン酸の注入治療は
顔を劇的に変える治療ではありません。
一回の注入は極少量です。
時には0.03ccのこともあります。
繊細な注入の積み重ねが
1平方センチの細部を整え
頬や顎のラインを整え
お顔をふわっと優しく変えていきます。
「美は細部に宿る」
そんな言葉を思い出します。
「やっていることは基本のポイントですよ」
と新井先生は仰います。
しかし基本ポイントの使い方は多彩です。
頬骨弓の「Ck1」一つをとっても注入方法は限りなくあります。
新井先生は、
注入による変化を見ながら
もっとも効果的な位置に必要な量を最適な方向へ
ヒアルロン酸を注入していきます。
それはとても言葉では言い表せません。
見た者にしか分からない
分かる人にしか分からない世界です。
理論に裏付けられたヒアルロン酸注入は
究極的には感性も必要
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