今日はお知らせがあります。
3/17に初級セミナーの講師を務めさせていただくことになりました。
対象はこれから注入治療を学びたい先生、もしくは注入治療を行ってはいるけど基礎から学びたい先生です。
私が今まで学んできたことをわかりやすく伝えたい、
どの段階にも共通で普遍的な新井式注入治療の考え方を伝えたい
でも明日からの臨床に活かせるような具体的な内容も入れたい
何よりも注入治療の魅力を伝えたい!
と意気込んでいます。
私も少し前まではセミナーに申し込む立場でした。
なぜラベールのセミナーに申し込んだのかと言えば、本当に困っていたからです。
様々な研修を受けていましたが、研修で学ぶことは
目の前の患者さんをどう治療するのが最適解なのかという現場の悩みとはどうしても乖離していました。
研修から普遍的な理論を掴み取り自分でブラッシュアップさせていくことは難しく
「このままではいくら症例を積み重ねても変わらない」
と思い詰めどうしたら成長できるだろうと困っていました。
だから、もっと出来るようになりたいと悩んでいる先生方の気持ちは分かるつもりです。
ラベールのセミナーは何度参加してもその度に得るものがありました。
拙い質問をしたら倍になって返ってくる新井先生の厳しさに冷や汗をかきながらも、おかげで自分の課題が明確になりやるべき事がわかりました。
最初からラベールにいたわけではなく、また多くの先生方のように若くもない私が学び成長しています。(今も現在進行形で!)
伸び悩んでいる、ここからどうしたら良いか分からない先生方、ラベールに乗り越えるヒントを見つけにきてください。
これから注入治療を学びたい先生方へ
ラベールの初級セミナーで注入治療に必要な要素を早い段階で学んでおくのはすごく良いと思います。
カウンセリング、アセスメント、テクニックの3つはどれも欠くことのできない要素ですが、バランスよく全てを学べる場はなかなかありません。
いきなり理解して実践するのは難しいですが、そもそも一度で学ぶことでもありません。
何度も繰り返し学んでいくと自分の成長段階に応じた発見がその都度あります。
注入治療はMD codesに従えば結果を出すことができます。
私もそこに励まされて注入治療が好きになり今まで続けてきました。
だからと言って決して簡単なわけではありません。
自分の学びや技術に合わせて段階的に進めていくことが大事です。
手術のように上級医に手取り足取り指導してもらって覚えていく治療ではないので
自分の分をわきまえる謙虚さが必要だと思います。
注入治療は間口は広く見えて奥深い世界です。
最初から面白さややり甲斐を感じることができますが、上級者コースはずっと先にあります。
山登りに例えると、途中にいくつもピークがあってそこからの眺望も良いけれど本当の頂上は遥か彼方にある、といった感じです。
どこを自分のゴールとするかは人それぞれですが、学び実践しなければ前に進むことはできません。
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