「良い医師を見極めるために知っておくべきこと – カウンセリングと直感を信じて」

医療を受ける際、誰もが『良い医師に診てもらいたい!』と思うでしょう。軽い風邪などであれば、全国で一番の専門家を探すことはないかもしれませんが、治療が侵襲的になるほど、結果が重要ですから、少しでも良い医師に診てもらいたいと思うのは当然です。たとえば内視鏡検査を受ける際には、やはり腕の良い医師に担当してもらいたく、友人から『あの先生は上手だったよ』と聞けば、1番近いクリニックの医師ではなくその医師を選びたくなるのではないでしょうか。

美容医療も同様です。

しかし、「良い医師」を見つけるのは簡単ではありません。

有名な医師が良いのか?専門医などの資格や出身大学のような肩書きが立派な医師が良いのか?経験年数が長い医師が良いのか?いつも予約が取りにくい医師が良いのか?症例写真が美しい医師が良いのか?

これらの要素は全て間違いではありませんが、必ずしも正解とも言えません。

実際に診てもらうと、技術や知識が不足している医師だったり、予約が取れないのは単に価格が安いからだったり、予約枠を制限しているからだったり、症例写真も巧みに見せているだけという場合もあります。

では、どうやって良い医師を見極めるべきでしょうか?

私は、カウンセリング時の直感が大切だと考えています。

他院で失敗した経験を持つ患者さんの中には、施術を受ける前に「ん?」と違和感を感じていたのに、それでも施術を受けてしまったという方が少なくありません。違和感を感じた場合は、すぐに施術を決断せず、慎重に考えることが重要です。

さらに、質問をしたときに、納得できるまで丁寧に説明をしてくれる医師を見つけることも重要なポイントです。医師がしっかりとした考えを持って施術に臨んでいるかどうかは、結果に大きな影響を与えます。「いつもこうしているから」「誰かがそうしていたから」と施術する医師と、深い理解と考えをもって施術する医師では、仕上がりの質や合併症のリスクが大きく異なります。

医療、特に美容医療では、良い医師を見つけることがとても大切です。しかし、単に有名であったり肩書きが立派なだけでは、その医師が必ずしも優れているとは限りません。カウンセリングでの直感や、医師が患者の質問に丁寧に答える姿勢は、信頼できるかどうかを判断する重要なポイントです。施術を受ける前には、自分の不安や疑問にしっかり向き合い、納得したうえで決断することが、より良い結果を得るための鍵となると私は考えます。私のカウンセリングも是非。

最後に9月の活動記録。

美容皮膚科学会で発表したり、東海注入ディスカッション会で発表したり、アラガン社のセミナーで講師したりと話す人前で機会が多かったです。そしてボスのお顔のメンテナンスもしました。

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